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負けた言い訳 試合に負けたときの言い訳集。トッププロもいろいろ言ってます。

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ジネプリ(シンシナティ・マスターズ)

7月29日。シンシナティ(米国オハイオ州)。ロビー・ジネプリ(米)がフェデラーに7-6、6-7、0-6で初戦敗退。

言い訳:

●「第一セットをとったところで少し下降線に入ったような感じで、底を打って返るような感じにできませんでした。(第二セット以降は)ただ試合というか状況についていくだけという感じだったでしょうか。」:"I was feeling a little under par end of the first set and just could never kind of rebound back from it. Just kind of got caught up in the match, the situation."

●「(第三セットでは)体も凍ってしまったみたいな感じで、少し固くなってました。完全にリラックスした状態に出来ませんでした。ずっと走り回っているのはきついものですし、呼吸するのに少し問題があったくらいですから。」:"My body was kind of freezing up, tightening up a little bit. Could never really fully relax out there. It was tough running around and having trouble breathing out there."

●「なんというか、胃の真ん中あたりに痛みを感じてました。こういうことは前にも数回ありましたけど、神経的なものからきたものだと思います。」:"Just felt some kind of a pain in the middle of my stomach. I've had this a couple times, but I think just nerves maybe got to me."

●「(第三セットについて)チャンスがひとつでもあるとは感じていませんでした。最初のゲームでブレークされて私にとっての試合は終わったんだなという風に感じていました。」:"I didn't feel like I had a good chance. Getting broke the first game I felt like the match was kind of over for me then."

●「フェデラーに対してセカンドサーブをたくさんは打ちたくないものです。(第三セットでは)ファーストサーブをずいぶんミスしましたから、少しスピードを落としてスピンを多用してでもファーストサーブを入れるべきでした。なんと言ったらよいのかほんとうのところ分かりません。ただ試合を通して厳しかったということだけでしょうか。」:"Against Roger you don't want to hit second serves to him a lot. Started missing a lot first serves. I should have been taking a bit more off and spinning it in. I don't really know what that say. Just tough match all around."

●「フェデラーは特異な選手です。彼はいつどのようなゲームポイントでも正しいポジションをとっていますから。試合を通してずっとプレッシャーをかけてきますし、高速プレーを展開しますから。(といっても)今日の彼のフォアは少し調子悪い感じでしたし、それが過去の対戦との大きな違いでしょうか。彼がコートの中に入ってくるときはこれまでならフォアについてもう少し自信があってもう少し早くポイントを終えることが出来ていたと思います。今の彼はたぶん少し躊躇しているのかもしれません。どこからみても彼があまりにも悪いプレーをしていたわけではありませんけれど(あえて言うなら、、ということです)。」:"He's a unique player. He's always going to be right there in every single game. He puts a lot of pressure on you throughout the whole match and he plays extremely fast out there. His forehand was a little off today, and that's maybe the biggest difference I think when he's been stepping into the court he used to be a little bit more confident with his forehand and could end points a little bit quicker. Now he's maybe a little bit hesitant. From all sides he hasn't been doing too bad."

●「たぶん彼はかつてのように安定していないのかもしれません。」:"Maybe he's not as steady as he used to be."

●「試合を振り返ってみて少しばかりイライラするのは、第三セットでプレーするために十分リラックス出来ず、彼を賞金獲得へ近づけてしまったことでしょうか。とはいっても必ず挽回します。厳しい敗戦でしたが、テープを何度もみて試合内容の分析評価もしてオリンピックへ向かいます。」:It's a little frustrating that I couldn't relax out there enough to play a third set and give him a run for his money. But I'll be back. It's a tough loss, but I'll probably watch the tape and assess some things and head off to Beijing."

●「トップクラスに入りたいならもう少し練習しなければと認識しました。いくつか改良すべきショットがありますから。彼が今日いくつか放ったチップ・ショットがそれにあたりますが、これはここのところずっと練習しているショットの一つで、コートの中に踏み込んで確信をもってネットをとりにいこうとしています。そして、スライス、これはもう少し良くする必要がありますので、もう少し時間をかけて練習する必要があります。」:"I realized that if I want to get to the top I have to spend a little bit more time on the court. There are certain shots I need to get a little bit better. Couple short balls today where he would kind of just chip the ball back. That's one of the shots I've been working on, step up into the court and a little more belief coming into the net. And slice, I need to get that a little bit better and spend a little bit more time on the court."

▼あまりにも上手な人たちに囲まれてプレーする時など胃が痛くなるような、変な緊張をするようなそういったことなら私でもありますけど、ジネプリも同じ気持ちだったのでしょうか▼自分より上手な相手に対しファースト・サーブはスピードを落としてでも入れなければいけない、、プロも同じなんですね▼コメントを読む限りジネプリはとても真面目で一生懸命な選手のようです。仕事とはいえ取り組み方が一途▼この二人、コーチが同じヒゲラスです。機密保持なんてどうするんでしょう。
日記 | 投稿者 D304 03:01 | コメント(0)| トラックバック(0)

ブライアン兄弟(ロジャーズ・カップ)

7月27日。トロント(カナダ)。ブライアン兄弟がダニエル・ネスター(カナダ)/ネナッド・ジモンイッチ(セルビア)に26、64、610で準優勝。

言い訳:

●「(対戦相手との差は)終盤の数ポイントに出たと思います。彼らはの出だしとても良くて最初から完璧だったこともあります。我々のほうは出だしで少しスローなところもありましたから。」(マイク):"A few points at the end. They started off really well doing everything great from the start. We started a little slow."

●「私が彼らに”朝ご飯いったい何を食べてきたの?”と言ったときに、我々が試合の流れを変えたと思います。彼らはそれについて考えだしたのでしょう。それからすぐにサービスブレークしましたから。」(マイク):"I think we turned it around when I said, What did you guys have for breakfast? They started thinking about it. Then we get an immediate break."


●「スーパータイブレークのなかの一ポイントについてですが、試合の流れがあっちにいったりこっちにいったりといった状況がありました。普通ならもし早い段階でミニブレークしていればそのまま勝てるものです。我々が63リードで、ボブのサーブ、あのポイントでは我々にチャンスがあると思っていましたから。でも、彼らが信じられないようなショットでプレーしてきましたからもう一ポイントは取れないと思いました。試合の流れがただ変わったわけです。」(マイク):"In one of those super tiebreakers, it's pretty much anyone anyone's ballgame. Usually when you have mini breaks early there you're going to win it. We were up 6-3, Bob serving, and I kind of liked our chances at that point. But they played a few spectacular shots, and I don't think we won another point. The momentum just shifted."

●「ネスターのもうひとりのパートナーであるマーク・ノウルズ(バハマ)のリターンはすごいですしタッチもあって手の動きもすばらしい。ただもうほんとうに切れ味の良いプレーをする選手です。ジモンイッチはサーブについてはもっと力強さとパワーがあるように思いますから、ブレークするのは少し厳しいでしょうか。」(マイク):" Mark had great returns and he had all the touch and the hands. He was just really solid. Nenad brings more strength and power, I guess, from the serving standpoint. So he might be a little tougher to break."

●「ネスターがノウルズと組んだチームも、ジモンイッチと組んだチームもどちらも凄いチームです。前者については明らかにこれまで対戦した素晴らしいチームの中の一つですけれど。でも今年についてはジモンイッチと組んだときの調子が良いこともあって、どっちの選手が良いかについては言うことは難しいですが、ジモンイッチとのときのほうがブレークするのが大変でしょうか。」(マイク):"They're both two great teams. You know, Mark and Danny, obviously one of the greatest teams to ever play. And then they're playing really well this year, so it's tough to say who's better. But I think Nenad, you know, can be a scary break."

▼"a few points at the end"なんて試合後のもう一言によさそう▼”start off really well”、"start a little slow"、"turn it around"、"get an break"、"we're up 6-3"そして"The momentum just shifted"。いずれもダブルスの状況を話し合ったりする際に便利なフレーズ▼"a scary break"はどう意味なのかわかりません、後日訂正いれる可能性あり▼ネスターというのはとても神経質そうなタイプ、ジモンイッチは性格的には比較的穏やかそうでその均整のとれた素晴らしい体格で結構かっこいいテニスをする選手。
日記 | 投稿者 D304 02:27 | コメント(0)| トラックバック(0)

ペンネッタ(イーストウエストバンク・クラシック)

7月27日。カーソン(米カリフォルニア州)。ペンネッタ(伊)がサフィナ(露)に46、26で準優勝。

言い訳:

●「第一セットは接戦でした、第二セットではチャンスはありましたが重要なポイントでは彼女のプレーが良かったです。彼女は多くのチャンスをくれませんでしたから。」:"The first set was pretty close; in the second set I had chances but on the important points she was playing well. She did not give me a lot of chances today."

●「彼女のように良いサーブ、良いバックハンドを持つ選手の調子が良いと、勝つのは厳しいです。とはいっても今週は私にとって良い一週間でしたし来週(トロント)はさらに良い週になってくれればと願っています。」:"When players like her - good serve, good backhand - are playing well, it is tough to beat them. But anyway, it was a good week for me and I hope next week is going to be even better."

●「大事なポイントでは、彼女のプレーはとても良くて、しかもとても攻撃的でした。」:"In the important points, she was playing so good, so aggressive," Pennetta said. "She didn't give me a lot of chances today."

●「仮にあのゲームを私がとっていれば、ファイブオールですから全然違います。」:"If I win that game, it's 5-5 and it's different."

●「彼女は随分と改良したのだと思います。とても良く動くし、フォアもそうでした。以前はただずっとクロスコートのプレーだけでしたから。」:"I think she's improved a lot, she's moving much better now, and also with the forehand it's better now. Before she played just cross-court all the time."

●「私のサーブがうまくいかなかったのは彼女がとても安定していたことと関係しています。私は試合中ずっとナーバスになっていて、これはファーストサーブが駄目だとセカンドで彼女がボールをとてもハードに押し込んでくるのが分かっていたからですけれど。」:"My serve wasn't working because she was very consistent and I was always nervous because I knew if I didn't make the first, with the second she was pushing the ball so hard."

●「私の今日のサーブはとても良いというような状態ではありませんでした、サーブが良くなかったのは彼女がとても安定したプレーであったこととも関係します。とてもナーバスになっていましたがそれはもし自分のファーストサーブが入らなければセカンドサーブでは彼女がいつもコートの内側に入ってきてとてもハードにボールを押し込んでくることを分かっていたからでもあります。」:"I didn't serve very well today, but my serve doesn't work also because she was very consistent, I was very nervous because I know if I don't make the first one, with the second one she was on the court all the time and pushing hard the ball."

▼サフィナの強さがジワジワと伝わってくるようなコメントでした▼ペンネッタも負けたことについて単なる言い訳ではない説明責任を果たしているような感じで好感もてます▼サフィナはホップマン・カップでお兄さんと組むそうですが、これは楽しみ。
日記 | 投稿者 D304 02:17 | コメント(0)| トラックバック(0)

ヤンコビッチ(イースト・ウェスト・バンク・クラシック)

7月26日。カーソン(米カリフォルニア州)。ヤンコビッチがサフィーナに6-7、1-6。

言い訳:

●「彼女は良いプレーをしていましたし、以前より良いプレーヤーになっていました。」:“She played very well and was the better player.”

●「第一セットではいくつかチャンスがありましたけれど、タイブレークでのプレーが良くなかった。」: “I had some chances in the first set and then I played a bad tiebreaker."

●「第二セットではもう動けなくなっていました。足は少し震えていましたし、いまは最高の状態ではありませんから。厳しい試合でしたけれどベストを尽くしました。」:"In the second set, I couldn’t go anymore. My legs were shaking a little and I’m not in the best shape. It was very hard for me but I tried my best.”

●「一位になれるチャンスがまたくることを願っています、今日負けたからといって世界の終わりというわけではありませんから。」:“Hopefully my time will come, it’s not the end of the world.”

●「怪我もしましたし、プレー出来ない期間がもっと長くなると思っていたところに、少なくともここでこうしてプレーできる機会を得たわけですから、ベストなレベルになっていなかったにしてもです。」:“I had an injury and was supposed to be out quite a long time and at least I had an opportunity to compete here, even though I wasn’t at my best level."

▼負けても自分にもチャンスはあったのだ、、ということをきちんと主張することは大事みたいですね。まずは相手を讃えるにしても▼もう一方の決勝決め、マテック(米)とペネッタ(伊)は試合内容がかなり荒れた模様▼サフィーナについて、男性と女性で姓名が異なる点についてテニス友達のロシア人に聞いてみたところ、そんなの何故なのかあまりにも当たり前で考えたこともなかったよ、、、隣国も皆そうだしさ、、と何ともそっけない返事でした▼ヤンコビッチのファンはJJ Crewというのだそうです。
日記 | 投稿者 D304 02:34 | コメント(0)| トラックバック(0)

ジョコビッチ(ロジャーズ・マスターズ)

7月25日。トロント。ジョコビッチがマリーに36、67。

言い訳:

●「総じて言えば、今日の出来には本当に満足しているとはいえません、特にサーブが良くなく、エースが欲しい時や、危険な状況から脱しようとしているときに自分に有利に機能しなかったですから。」:"In general, I wasn't really happy with the performance, and especially the serve was not -- it was not functioning in my favor in important moments when I really needed to serve it out and try to get out from the dangerous positions."

●「彼からのプレッシャーも結構りました、プレーの切れ味も良かったようですし抜け目もありませんでした、こちらのミスを待っていたところに、自分から多くのミスをやってしまいましたから。」:"He put pressure on me. He was playing solid and wisely, waiting for my mistakes, and I had too many of those."

●「(試合の序盤から)自分のほうはかなり神経質になっていて、我慢強さにも欠けていました。こういう状態はアンディのような選手とプレーする場合はとても危険な状況におかれることになります。」:"I was pretty nervous and impatient. This is very dangerous to be in that position if you're playing against a player like Andy."

●「彼は我慢強かったですし、待ってました。そのうえ才能があってタッチもすごい。彼は正しいタイミングで何を打つべきか知っていますし。サーブも良かったですし、ただ私が自滅するのを待っているような感じもありました。もし第二セットをとっていればどちらに転んでいたか分かりませんけれど、今日の彼のプレーは勝つに価すると思います。」:"He's very patient, he's waiting, he has a lot of talent, great touch. He knows what shots to play in the right time. He served well. He was just waiting for me. It could go either way if I won that second set, but he deserved to win."

●「仕事していれば良い日もあれば今日みたいに悪い日もあるといったところではないでしょうか。」:”Just another bad day in the office.”

●「ツアーでも彼は一番の俊足でないことは知っていますけれど、彼の動きはすばらしいです。申し上げたとおり、彼はボールを読みますし、その予測にはすばらしいものがあります。明らかに今日の彼はいつも以上に私がどこに打とうとしているのかを読んでいました。」:"I know that he's not the fastest player on the tour, but he moves great. As I said, he reads the ball and he has great anticipation on the court. Obviously he was reading my shots more than he used to."

●「(彼のテニスについては守りのテニスとか言ったこともありましたけれど)今日はいくつかのショットでは決めにも来ていました、あれは正しいゲームでした。つまり申し上げたいのは、彼のゲームには多様性があるということです。サービスのチェンジアップも出来るし、彼がそうしたいときには試合運びのペースを変えることも出来ます。それにタッチが凄い。今日の彼は上出来でした。」:"He was going for some shots. It's the right game. I mean, he has a lot of variety in his game. He can change it up. He can change the pace any time he wants. As I said, he has great touch. Today he was playing pretty well."

●「ここ数ヶ月はタイブレークですごく良いプレーをしているわけではありません。こうしたことは今後は繰り返したくありませんが、ほんとうならタイブレークでもいつも結構良いのですけれど。今はタイブレークになると緊張するような感じがあります。ですから、そういうときでも前向きな気持ちでいる必要があるだけなのですけれど。」:"Last couple months I'm not playing really well tiebreaks. It's not really what I want to have for the future, but usually I was always good in the tiebreakers.Now I kind of get nervous when I get to that stage. So I have to -- I just have to stay positive."

▼しばらくもがいていた感じのマリーもこれで復活▼”Just another bad day in the office.”なんてジョコビッチくらいユーモアの理解できる人でないと出てこない一言▼この試合は見て勉強になりそう。誰かから見せてもらうことにします▼"reading the ball"はそのものずばり。ダブルスでもパートナーとの会話でたまに使うことがありますが、日本語的には、本の代わりにボールを読んでいるような姿を想像してしまってなにやらおかしいです。
日記 | 投稿者 D304 00:08 | コメント(0)| トラックバック(0)

チャクエタゼ(イーストウエストバンク・クラシック)

7月24日。カーソン(米カリフォルニア州)。チャクエタゼ(露)がバンマー(オーストリア)に46、75、26で3回戦負け。

言い訳:

●「安定したプレーをしていません。」:"I'm not playing consistent."

●「良いプレーをしていたなら結果はおのずと違ったものになっていたでしょう。」: "If I would have played better, the result would have been different."

●「(コートで感情的な表現をすることについては、)時として自分を駄目にしてしまいますし、時としては役に立つこともあります。今日は(やってはみたものの)役に立ちませんでした。」:"Sometimes it hurts me, but sometimes it helps me, too. Today, it didn't (help)."

●「がっかりしています。なにしろかなり楽なドローだったのにその機会を有効に利用しませんでしたから。」:"I am disappointed, I had an open draw (to the final) and I didn't take advantage of the opportunity."

●「彼女がなにか特別なことをしたわけではありません。ただコートにボールを入れてきて、私はそれをミスするかウイニングショットを打っていただけでしたから。」:"She (Bammer) didn't do anything special, she was just putting ball in the court and I was either making mistakes or hitting winners."

●「自分とプレーしているような感じでした。」:"It was like I was playing myself."

▼"playing consistent"は永遠の課題▼「良いプレーをしていれば結果は違っていたと思います」は選手広報の基本形のようです。日本語的にはなさそうですけれど▼たまにトーナメントに出たあとはしばらく良い感じが残るものですが、プロの場合はそれが毎日ですから何をきっかけに調子を上げてくるのでしょう。
日記 | 投稿者 D304 04:05 | コメント(0)| トラックバック(0)

パティ・シュニーダー(イースト・ウェスト・バンク・クラシック)

7月23日。カーソン(米カリフォルニア州)。パティ・シュニーダーが杉山さんに46、57。

言い訳:

●「一時たりとも足を休ませることが出来ませんでした。」:"I could never put my foot down."

●「彼女はいつもボールのところにいて、巻き返してくる準備が出来ていましたから、ずっと緊張していました。」: "She's always there and ready to come back. You always feel stressed."

▼彼女の言い訳からも杉山さんの好調さが良くうかがえます▼決して大きな記事ではありませんけれど英語圏のメディアでは「杉山、今週も切れ味良し」とか、「エネルギッシュな試合で第七シードにチャンスを与えず」とか「もうほとんど勝てる試合でもベストを尽くす、それが杉山」とかツアー年長プレーヤーとしての彼女を讃える雰囲気もあるようです▼30代に入れば体力こそまだ充分でも筋力や柔軟性などは格段に落ちるなか、33歳にしてこの成果▼毎週こんなにテニスをしてどうやってメインテナンスしているのでしょう。精神論だけではない体調を厳密に維持し続けるテクニックもあるはず▼フェデラーもそうですがシュニーダーの英語もまったく自然です▼"she's always there."というのは上手なプレーヤーと対戦するときにどうも自分の次の手を読まれているような、、あの感じでしょうか。
日記 | 投稿者 D304 00:38 | コメント(0)| トラックバック(0)

ハンチュコバ(イースト・ウェスト・バンク・クラシック)

7月22日。カーソン(米カリフォルニア州)。ダニエラ・ハンチュコバがオルガ・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ)に26、46で初戦敗退。

言い訳:

●「まだ自分のテニスをしていません。」:"My game is not there yet.

●「やるべきことは我慢強くなること、練習を続けて、一生懸命プレーするだけです。長い道のりだとは思いますけれど。」: I just have to be patient, keep practicing and keep working hard. It's a long way back."

●「自分のリズムをとりもどすのに苦しんでいますし、今日の出来はひどかったですから。」:"I'm struggling to find my rhythm and it was a bad performance."

▼ハンチュコバは足の故障をかなり前から抱えており、今はその回復途上にあるとのこと。footとありましたから考えられるのはアキレス腱とか爪とかでしょうか?あの長い足を支えるわけですから短足には想像もつきません▼スタンフォードでは杉山さんにやられ、今回も初戦敗退▼"my game is not there yet."はシンプルですが調子悪いときに広く使えるとても英語な表現。

日記 | 投稿者 D304 02:18 | コメント(0)| トラックバック(0)

マリオン・バルトリ(バンク・オブ・ウエスト・クラシック)

7月20日。スタンフォード(米カリフォルニア州)。マリオン・バルトリ(仏)がアレクサンドラ・ウズニアッキ(加)に57、36で準優勝。

言い訳:

●「決勝戦でリタイアすることは厳しいです。ファンのみなさんに試合を最後までお見せしたかった一心でした、かりに勝てないことがわかっていたとしても、、です。誰だって最後までトライするほうが良かったでしょう。:“It’s hard to retire during the final of tournament, “I just wanted to give the fans a complete match and even if I knew I was unable to win it, it was just better for everyone to try and keep going to the end.”

●「試合開始後すぐに痛みが始まりました。」:"When I started the match, it really started to hurt."

●「第一セットではとにかく痛みを忘れようとそして試合に集中しようと試みました。でも、足の動きはとても遅くていつものようにボールを打つことが出来ませんでした。」:"I just tried the whole first set to forget about the pain and just stay focused. But my legs were moving so slowly and I was not able to hit the ball as I was able to do in my past matches."

●「大会トレーナーはこの状態でプレーするのは良い考えではないと言ってました、なにしろ明らかに痛みにとって何の救いにもならないわけですから。」:"The official told me it was not really a good idea to try to play on it because obviously it's not going to help."

●「今朝ウオーミングアップをしていたときにすでに少し痛みを感じていましたが、それほど悪くありませんでした。」"This morning when I was warming up I felt already a little pain but it was not that bad."

●「私にとって本当に残念な試合でした。なにしろ今週は決勝に残れる良いプレーを出来ていたわけですから。ティア2大会で優勝できる一本もあると思っていました。しかし毎日違いますから。」:"It's really disappointing for me, I was able to play some really great tennis to be able to be in the final. I thought I really had a shot to win a Tier II event. But each day is different."

●「第二セットにはいって本当に痛みがひどくなりました、でもファンのみなさんに最後まで試合をお見せしたかったので試合をきちんと終わらせたかったということはあります。」:"It started to get really bad in the second, but I just wanted to finish the match so the fans could see a complete match."

▼言い訳を読むようになって、「出来なかった」という言葉をあまり目にしなかったことに気づきます。バルトリは今回これを使っているわけですが、体調とかなにか絶対的な不可抗力があった場合に限るという考え方なのでしょう。スポーツ心理学的には自らの可能性を限定しまう使ってはいけない言葉の一つかもしれません▼バルトリの場合は良く聞くHip Injury 臀部の筋肉の炎症。故障していない選手なんていないといいますし友人にも故障持ちの人はいくらでもいます。ヨガとかピラテスとかが効くように聞きますがどうなんでしょう▼杉山さんはバルトリに歯が立たなかったと新聞には書かれていましたけれど、そうでもなさそうです。なにしろ爪痕は残したわけですから。
日記 | 投稿者 D304 03:05 | コメント(2)| トラックバック(0)

ツルスノフ(インディアナポリス・テニス選手権)

7月20日。インディアナポリス(米インディアナ州)ドミトリー・ツルスノフ(露)がジル・シモン(仏)に46、46。

言い訳:

●「彼がいくつかのポイントで良いプレーをして、それから自分がつまらないエラーをやってしまいました。」:"He played a few good points and then I made some silly errors."

●「しょうもないエラーをいくつかやってしまって彼に早い段階でブレークされ、自分もブレークしなくてはと思いちょっと多めのプレッシャーを自分にかけてしまいました。」:"I had some silly errors, he had the break early, so I felt I needed to break him and I put a little more pressure on myself."

●「難しいコンディション(気温32度)でしたし、各ポイントでもう少し長くとどまるプレーをする必要がありました。」:"It was difficult conditions (89 degree heat) and I just needed to stay in the points a little longer."

●「彼と対戦したことはこれまでありませんでしたし、あれほどボールを取れるとは驚きです。ベースライン後方でもとても良く動く選手です。」:"I had never played (Simon) before and it's surprising how many balls he can get to. He moves really well even though he stays pretty far back."

●「私の場合は少しイライラすることはありますから、神経質になってしまうと自分のゲームがあまり上手くまわらなくなってしまいます。」:"I do get a bit of jitters and my game doesn't work that well when I'm nervous."

●「思い切って打ちにいく必要はあったでしょう、そうすればエラーしても少しはゆとりがあったと思いますし。」:"I have to go for my shots, and that gives me little margin for error."

●「今日はひとつのポイントに充分長くとどまっていませんでした。もしそうしていれば、彼のほうももう少しエラーをし始めていたかもしれません。これが試合を重ねて経験を積むということなのでしょう、まさに全米オープンに向けて。」:"I didn't stay in the points for long enough today. If I had, he might have started making some more errors. But this is all about getting matches under your belt, preparing for the US Open."

●「本大会連覇のプレッシャーはありませんでした、ロジャーなら全英6連覇に向けてもっとプレッシャーがあったでしょうけれど。」:"I didn't feel any pressure to defend, there is more for Roger (Federer) after winning five Wimbledon’s and going for a sixth."

▼ブレークバックをしようとする側の気持ちについて文字で初めて理解できました▼厳しい試合を強いられたら”粘る”という考え方はプロも同じなんですね▼思い切って打てば気持ちに余裕が出る、、そういう気もしますがちょっと考えてしまいます▼"getting a lot of jitters"は早速使えそう。対戦相手がこういう状態になっているときにパートナーとその状況を情報として共有できそうです。
日記 | 投稿者 D304 02:14 | コメント(0)| トラックバック(0)

Ai Sugiyama(バンクオブウエスト・クラシック)

7月19日。スタンフォード(米カリフォルニア州)。杉山さんがマリオン・バルトリ(仏) に36、36。

地元新聞各社の記事:

●San Francisco Chronicle紙:「13年前の二十歳、杉山は当時オークランドで開催されていたバンクオブウエストの決勝進出を果たしたが、2度目の決勝進出への努力は第一セットでチャンスを逃してしまったことで台無しとなった。若きバルトリは大事なポイントを着実にものにしたわけだが、結局はバルトリが杉山にとっては少しばかり強すぎる相手だった。」:"Thirteen years ago, at age 20, Sugiyama got to the Bank of the West final in Oakland, but her bid to return to the final this year was ruined by missed opportunities in the first set. The younger player consistently won the big points, and ultimately, Bartoli was a little too powerful for Sugiyama."

●The Mercury News紙:「バルトリは杉山の決勝進出 ー1995年に同大会の決勝に進出して以来、を妨げた。33歳で今大会の最年長選手である杉山は第一セットでバルトリのサービスゲームをブレークして21とリードをつかんだものの、その後はバルトリが連続10ポイントをとって主導権を握ってしまった。」:"Bartoli prevented Sugiyama from reaching the Bank of the West final for the first time since 1995.
Sugiyama, the oldest player in the draw at 33, broke serve to grab a 2-1 lead in the first set. But Bartoli won 10 consecutive points to take control."

●San Francisco Examiner紙:「バルトリはラブゲームで杉山のサービスゲームをブレークして第一セット42とリード、その後も杉山のサービスゲームで4回もデュースにもつれこみながらブレークして第二セットを21とリード、対戦6回目にして勝利を果たした。とはいっても、今回の対戦は2006年以来のもの。」:"Bartoli broke Sugiyama at love to take a 4-2 lead in the first set and then won a four-deuce game on Sugiyama's serve to go up 2-1 in the second. Bartoli finished it off by breaking Sugiyama for the fourth time of the day, winning for the first time in six career meetings against Sugiyama. However, this was the first time the two had met since 2006."

▼杉山さんご自身のコメントは、セリーナ・ウイリアムス途中棄権のニュースに場所をとられた為なのか一切見当たりませんので、大会地域をカバーする地元新聞の記事をご紹介しました▼彼女の立ち位置は男子でいえばさしずめビョークマンやサントロといったところ。日本人でなくても熱心なテニスファンなら彼女の活躍を楽しんでいると思います▼数年前のインディアンウエールズの練習コートで人影もほとんど無いなか、黙々とストロークの練習をされていた姿を覚えています。
日記 | 投稿者 D304 01:48 | コメント(0)| トラックバック(0)

ドミニカ・チブルコワ(バンク・オブ・ウエスト・クラシック)

7月18日。スタンフォード(米カリフォルニア州)。ドミニカ・チブルコワ(スロバキア)が杉山さんに76、67、35で棄権。

言い訳:

●「あわてて打ちにいってました。足のけいれんは(今日に限ったことではなく)以前より何度も起こしていました。」:"I rushed my shots. I've had leg cramps lots of times in the past."

●「いつもけいれんの問題はあります。」:“I have these cramping problems all the time.”

●「おそらく水分を充分補給していないこととか、試合のプレッシャーもあるのだと思いますけれど。」: “I guess I don’t drink enough and then the pressure of the match gets to me, too."

●「先行してから負けるのはこれが今年初めてというわけではありません。」:"This isn’t the first time I’ve lost leads this year."

● 「あわてて打ちにいってメンタルなミスをやらかすのは、マイアミでの対デメンティエバ戦と同じでした。トッププレーヤーに対してもやっていましたから。」:"I rush my shots and make mental mistakes. It was the same against Dementieva in Miami. I did it against the top players, too.”

●「まだいろいろ学んでいる段階であるのはわかっていますけれど、(こんな風に負けるのは)本当につらいです。」:“I know I’m still learning, but it’s really tough.”

▼第二セット4-5ダウンからひっくり返した激戦2時間44分▼スロバキアの19歳を相手に33歳の杉山さんは素晴らしいプレーを展開されたようです▼テニスでは心と体のバランスがとれるかどうかが肝だとはいつも思うところですが19歳では所詮無理な話、それでもそうした状況にまさに立ち向かっているCibulkovaもすばらしい。彼女の心情が伝わってくるようなコメントでした▼rushing my shotsについてはダブルスで相手にネットを取られたとき等でもそうなりがちですが、こう表現すればいいんですね。
日記 | 投稿者 D304 02:10 | コメント(0)| トラックバック(0)

レジーブ・ラム(インディアナポリス・テニス選手権)

7月17日。インディアナポリス(米国インディアナ州)。サントロに勝ったレジーブ・ラム(米国)がイェンスン・ルー(台湾)に16、67でベスト8進出を逃す。

言い訳:

●「序盤の出来については本当にがっかりしました。」:"I was really disappointed with the way I came out,"

●「やるべきこをしませんでしたし、プレッシャーをかけることもまったくしませんでしたから。」:"I didn't execute. I didn't put any pressure on him."

●「彼はとても良いプレーが出来てましたが、私がしなかったことでやるべきだったこともたくさんありました。」:"He was able to play pretty well, but a lot of that had to do with what I was not doing out there."

●「良いプレーをする機会がたくさんあったように思える試合でした。」:"It was a match where I felt I had a pretty good opportunity."

●「気合いが足りなかったとかいうことではないと思います、明らかに。」:"I don't think it was a lack of intensity, obviously."

▼この大会、アジアの選手が露出しています。イェンスン・ルー(台湾)がこれでベスト8。ジュン・ウンサン(韓国)もブレークと接戦を演じ、故障で不参加の選手として錦織さん(腹筋)やヒュンタク・イ (足首)の名前もありました▼coming outはこういう風にも使えるんですね、立ち上がりといった感じなのでしょう▼executeも早く使い慣れたい言葉の一つ。日本語テニス的にはピンとこないのですが英語テニス的には重要▼put pressure on..はもう少しで使えそう▼Intensityはテニスでは
良く使う言葉ですが、日本語テニス的には適当な言葉がみつかりませんでした。
日記 | 投稿者 D304 02:00 | コメント(0)| トラックバック(0)

ミシェル・ラーシャ・ダ・ブリート(バンク・オブ・ウエスト・クラシック)

7月16日。スタンフォード(米国カリフォルニア州)。ミシェル・ラーシャ・ダ・ブリート(ポルトガル)がセリーナ・ウイリアムスに64、36、26。

言い訳:

●「出だしは本当に良かったです。(そのあとだって)試合通してみればかなり良いプレーだったとは思いますけれど。」:"I started off really well. I think I played pretty good throughout the whole match."

●「少しスローダウンしたような感じでしょうか。予選から上がってきたわけですからちょっと疲れてましたし、とはいっても彼女はすごいプレーでした、なにしろセリーナ・ウイリアムスですから。」:"I kind of slowed down a little bit. I came through qualifying a little tired, but she played a great game - she is Serena Williams."

●「失うものがそれほどあるわけでもありません。ほとんど全力を尽くしたわけですし、、、そもそも彼女からすれば私がこれほど良いプレーをするとは思ってもみなかったのではないでしょうか。とても楽しかったです。」:" I didn't have much to lose. I pretty much gave it all. ... I don't think she really expected me to play that well. I had a lot offun."

●「今日はもうほとんど番狂わせといったところでしたが、私にはまだこれから先が長いわけで、いろいろな経験を積むことでしょうし、たくさんの試合をすることになるわけですから。」:"It was almost an upset but I still have a lot of years ahead of me and a lot of experience to gain, a lot of tennis to play."

●「彼女はパワーと経験もすべて持っていますから。とても長いこと選手としてやっていますし。私のほうは出てきたばかり、これからも好調だと良いですけれど。」"She just has all the power, all the experience. She's been there for many years now. I'm just coming (up) now and hopefully I'll dowell."

▼プレーはもちろん15歳にしてこれだけの内容を口に出来るというのは素晴らしい▼ニックボロテリー&IMGでは記者会見のトレーニングでもやっているのでしょうか▼南アフリカからポルトガルそしてフロリダへと家族で世界移動してきたらしく根性もすわっている感じです▼ボソボソ恥ずかしそうに喋るより、これくらいきちんとしゃっべてくれるとメディア受けもいいです。
日記 | 投稿者 D304 02:04 | コメント(0)| トラックバック(0)

サントロ(インディアナポリス・テニス選手権)

7月15日。インディアナポリス(米国インディアナ州)。サントロがレジーブ・ラム(米)に67、46で初戦敗退。

言い訳:

●「対戦相手のプレーは良かったです。きつい試合になることは分かっていましたから。」:"My opponent played well, I knew it would be a tough match,".

●「(サーフェスなど)コンディションがまったく違いましたから。」:"The conditions were totally different."

●「第一セットでは、とらなかったですけれどチェンスはありました。」: "In the first set I had chances that I didn‘t take."

●「体調は良いです、その点についてはついますね。コートにいられていつも満足しています。」:"My body is fine, I‘ve been lucky. And I‘m always happy to be on the court."

● 「負けたことを思い悩んでしまうようなことは、若いときもそうでしたけれどあまり無いです。とはいっても勝つほうがよいですけれど。」:"Losing doesn‘t bother me quite as much as it did when I was younger. But I would rather win."

▼どこか飄々とした雰囲気とユーモアを感じさせるコメントでした。この人にテレビ解説してもらったらおもしろそうです▼多くの選手が腰とか肩などを壊してしまう中、どうやって体調を維持しているのでしょう。サポート・チームを携えているようでもなさそうですし▼ハードコートですら早いのやら遅いのなどいろいろありますが、芝からハードへの切り替えなど想像を超えてしまいますね。
日記 | 投稿者 D304 01:12 | コメント(0)| トラックバック(0)

トーマス・ベルディフ(スウェーデン・オープン)

7月11日。ボースタッド(スウェーデン)。トーマス・ベルディフ(チェコ)がトミー・ロブレド(スペイン)に46、16で準優勝。


言い訳:

●「第一セット3-2で落としたときの第六ゲームでひざに異変を感じました。」:"I felt something in my knee in the sixth game of the match when I was down 3-2."

●「この痛みが何なのかはわかりませんが、足首の故障から復帰したばかりでしたのであまり無理することについては心配でした。」:"I'm not sure what is this pain, but since I just came back from an ankle injury I was afraid to force too much."
●「ひざがおかしくなった後でもベストは尽くしましたが出来ることはそれほどありませんでした。」:“ After I hurt my knee, I tried to do my best but couldn’t do much."

●「ただ棄権するということだけはしたくありませんでした、たくさんのかたが試合を見に来られているわけですから。」: "I just didn’t want to pull out, as I knew a lot of people came to watch us play.”

▼膝がやばいと思ったら即刻プレー中止したいところでしょうが、賞金が8万6千ドルもかかっているとなると話は別なんでしょうね。お客の手前もありますけれど▼"I was down 3-2"という言い方は良く出てきますが、使おうとなるととっさに出てこないのでいつも困ってしまいます。downの代わりにupにすれば32でリードとなるわけですね。
日記 | 投稿者 D304 01:16 | コメント(0)| トラックバック(0)

プラカシュ・アムリトラジ(殿堂選手権)

7/13 ニューポート(米ロードアイランド州)。プラカシュ・アムリトラジ(印)がサントロ(仏)に3-6、5-7で準優勝。

言い訳:

●「戦略は正しかったのでしょう。ただもうすこし安定したプレーをする必要がありました。」:“The strategy was right. I just need to be a little more consistent.”

●「試合のあとで話をしたのですが、サントロが言うには私の戦略は正しかったけれどももう少し攻撃的プレーをする必要があったということでした。」:"We talked after the match. He told me my strategy was right, but I just needed to be a little more aggressive."

●「彼は早いサーブを打ってくることはありませんでしたし、コートはとてもソフトでしたから。弾道は低くてリターンするのは難しかったです。」:"He did not serve with much pace and these courts are soft. The ball stays very low and it made it hard to return."

●「彼のプレーはいらいらさせるものがありますから。ポイントのかかったプレーをしてこれで終わったと思っても、ボールが返ってきますから。」:"He is annoying. You play the point, you think it is over, and then you see the ball coming back."

▼偉大なお父さんを超えることが出来ないというのも辛いものでしょうね▼日本のテニス雑誌でサントロ監修の「若い人の芽をつむテニス」という連載記事を企画していただけないでしょうか。
日記 | 投稿者 D304 04:09 | コメント(0)| トラックバック(0)

サントロの犠牲者:スペーディア(殿堂テニス選手権)

7月12日。ニューポート(米ロードアイランド州)。ヴィンセント・スペーディア(米)がサントロに6-7、1-6でベスト4。

言い訳:

●「相当準備しないといけません。一風変わったプレーヤーと対戦するわけですから。序盤は良くプレーしたと思いますが、あとが続きませんでした。」:"You just have to prepare hard, You're playing an unorthodox style. I think I played well early and just didn't continue it."

●「出来るだけ激しいプレーをしようと決めていましたけれど、ワンセット・マッチのような感じでした。」:“I decided to play as hard as I could, but it was like a one-set match.”

●「第一セットのタイブレークの後、足が困ったことになってしまいましたから。昨日も同じような問題がありましたし。」:“After the tiebreaker, my leg started to bother me. I had problems yesterday."

●「絶好調でないときや、かりに絶好調だとしてもそうなんですけれど、とにかく彼は対戦相手に厳しいプレーをさせますから。」:"If you’re not feeling unbelievable, or even if you are, he makes you work hard.”

●「(今日の)いくつかの接戦になったポイントについてですが、もしもコンディションも良くて、早く動ければ取ることは出来ていたと思います。」:“Some of those cat-and-mouse points, if you’re in great shape and fast, you can win.”

▼最初は良かったけれど後が、、というときは、” played well early and just didn't continue it.”が簡単だし使用頻度も高そう▼"leg started to bother me."も自分のせいではないみたいで、これも使えます▼"cat-and-mouse points"という表現もおもしろい。シングルスでコート中を駆け回る感じが良く伝わります▼サントロはこの試合で胯抜きショットでロブを放ってエースを決めたそうですが、これは盛り上がります。ロブは無理ですけれど久々に胯抜き練習してみます。
日記 | 投稿者 D304 00:35 | コメント(0)| トラックバック(0)

ビヨン・レンクイスト(スウェーデン・オープン)

7月11日。ボースタッド(スウェーデン)。ビヨン・レンクイスト・Bj〓rn Rehnquist(スウェーデン)がフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)に6-2、1-6、0-6。

言い訳:

●「最初の2セットは良くやっていましたけれど、第三セットになってからはもはや彼のリズムについていくことが出来ませんでした。」:“I felt I was up there with him in the first two sets. But in the third, I just couldn’t keep up with his rhythm anymore”

▼I was up thereとかI was not up thereというのはメンタルな表現のように思いますがプロは良く使ってます▼試合に出るまでもなく(出ればなおさらですが、、)いつもと全然違うコートで真剣にプレーしたりするときにもこんなふうに感じることあります▼全然歯が立ちませんでした、、というよりは、リズムについていけなかった、、というほうが精神衛生上よさそう▼レンクイストは北欧の人にしては背が低そう(175センチ位?)▼名前はやはり親御さんの願いが込められていたのでしょうね。
日記 | 投稿者 D304 22:24 | コメント(0)| トラックバック(0)

ビョークマン(スウェーデン・オープン)

7月10日。ボースタッド(スウェーデン)。ビョークマンがロブレドに26、36で2回戦負け。

言い訳:

●「攻めのポジションに自分をもっていくことが単に出来なかっただけです、彼は試合でとても良く動いてましたから。」:“I just couldn’t put myself in a position to attack, he was moving so well out there”

●「(これで自国選手はロビン・ソルデリングだけとなり)ロビンが優勝するチャンスがあるような気がします。」:“I really fancy Robin’s chance to win the tournament”

▼ビョークマンは全英ダブルス決勝では負けましたけれどコンパクトで無駄の無いプレーはさすがでした▼今回はクレーでシングルス。自分の国ですから少しは楽でしょうがよくやりますね▼相手の動きが早くて攻める余裕がなかっただけなのでしょうが、こんなふうに言葉にしておけば「若い奴にはかなわない」とか落ち込まずにすみそうです。
日記 | 投稿者 D304 00:31 | コメント(0)| トラックバック(0)

マーディ・フィッシュ(Hall of Fame Tennis Championships)

7月9日。ロードアイランド州・ニューポート。マーディ・フィッシュ(米)がローハン・ボパンナ(印)に6-7、5-7で初戦負け。

言い訳:

●「ここ数年の大会ドローはきつくて、ここの芝コートに強い選手つまり他のもっとボールが弾む多くのコートで良い戦績を残してない連中との対戦が続いてました。」:“I’ve had some draws these past couple of years that have been tough in the sense that guys who are pretty good on courts like this (have not had) not much success many other places on true bouncing courts.

●「ボパンナのようにサーブとボレーをされてしまうと、、昨年やられた選手・アイサム=ウル=ハク・クレシ(パキスタン)にしても同じタイプでしたけれど、ここでまた負けてしまって本当に残念でなりません。」:"When you can serve and you can volley like (Bopanna) can, and the guy that I lost to last year (Aisam-Ul-Haq Qureshi), the exact same player, it’s obviously extremely, extremely disappointing to lose again here.”

●「一度だってここで良いプレーをしたことがありません。ベスト4に残ったことも数回ありましたけれど、本当に好調だったことがありませんでした、ここでなんとかして良いプレーをしたいのですけれど。」:“I’ve never, ever played well here. I’ve made the quarters a couple of times, and I’ve never, ever played real well here, and I so desperately want to play well here. I want to do well here.”

●「毎年ここに来る際にこの大会は自分に有利だと、良いサーフェスだしと思うようにしていますが、結局毎年自分の頭をかきながらコートを後にするようなことになって、なんでタイブレークがとれないのか、ブレーク出来ないのか、ネットにボールがあたって向こう側に落ちるようなショットがないのか考えてしまいます。本当に残念です。」:“I come in every year thinking this is a good tournament for me and a good surface, and every year I go scratching my head coming off the court thinking why can’t I get that tiebreaker, get that break or get that let cord. It’s so, so disappointing.”

▼ボパンナといえば錦織さんに勝ったことのある選手ですね▼ランキングが300位台というのは試合にあまり出ていないのでしょうか▼当たり外れがあるフィッシュとはいえ40位台に勝てる実力があるわけですし、上背もフィッシュよりありそう▼インドの選手で思い出すのはアショク・アムリトラジさんでしょうか。今では米国映画業界でもかなり名前の知られた成功したプロデューサーです。
日記 | 投稿者 D304 02:08 | コメント(0)| トラックバック(0)

テイラー・デント(Hall of Fame Tennis Championships)

7月8日。ニューポート(米国ロードアイランド州)。テイラー・デント(米)がフランク・ダンチェビッチ(カナダ)に63、57、16で初戦敗退。

言い訳:

●「こうなるかもしれないことは分かっていました。」:"It was to be expected."

●「一年前にはテニスをするなんてとんでもないと言われてました、それがこの大会の第七シードのサービスゲームをブレークしたわけですから。」:"I was told a year ago there was no way I was playing tennis and I'm up a break on the [No. 7] seed in the tournament."

●「うまくいかなかったことは辛いことですけれど、これも復活途上の一部ということでしょう。」:”It was tough to fail the way I did, but it's all part of the process."

●「しばらく試合をしていませんでしたから。まずまずのプレーで1セットを先取しワン・ブレークだけ、気力も充分でしたから。」:“I haven’t played any matches. I was playing decent tennis to get up a set and only break, and the nerves got the better of me.

●「(今日のところは)こういう風にしか言えないでしょう。(もちろん)こんなことになるとは思ってもいませんでしたと言えたらそれにこしたことはないのですが、しかし戦線離脱して2年ですからこういうこともあるでしょう。」:"There’s no other way to put it. I wish I could say I didn’t somewhat expect it, but having not played a real tour match in over two years, you can get those things.”

●「第二セットの自分のサービスでは少し固い感じがありました。殻を破ることが出来なかったような感じでした。そして第三セットで巻き返しませんでしたから。」:“Second set, I just got a little bit tight on my serve. I couldn’t crack an egg. And then I didn’t recover in the third set.”

●「即座に復活を遂げるということはないでしょう。もっと練習して以前のフォームを取り戻すつもりです。」:“It’s not going to be instantaneous. I’m going to have to work to get back to my former form.”

●「肉体的には大丈夫です。最後の自分のサービスゲームでのサーブが今日一番出来が良かったと感じているくらいですから。」:“Physically, I feel fine. I feel like my best service game was pretty much the last service game I played.”

●「ビッグ・サーブもいくつかありました。セカンド・サーブもいくつかは良かったです。ダブルフォルトもありましたけれど、これは今後もやるでしょう。自分の強いサービスを軸にしたゲームの一部でもありますから。体調は今後も課題になるでしょうけれど、ここは芝ですから助かりました。ポイントが短いので疲れ過ぎてしまうような機会がありませんでしたから。」:"I hit some big serves. I hit some good second serves. I hit some doubles (double faults), but I’m going to do that. That was one of the stronger service games I played. Fitness is going to be an issue, but on the grass here, it benefited me. Points are short, so it didn’t really give me a chance to get too tired out there.”

●「私にとっては信じられないような復帰第一歩になりました。一年前にはテニスは出来ないと言われていて、今日は一セット先取してサービスブレークも2回ありました、、とても信じられないような進歩が気持ちに見られました。」:“For me, it’s an unbelievable step. I was told a year ago that there’s no way I’m playing tennis, and today I’m up a set and a break twice … that’s pretty unbelievable progress in my mind.”

●「(大会のレベルを落として試合することについて)そうした見栄みたいなものは何もありません。出発点からまた始めたくはありませんが、もうほとんどそういう状況にあると思っています。」:“I don’t have any ego about it whatsoever, I know that I’ve got to not start over from scratch, but almost.”

▼お父さんのフィル・デント(豪)は昔良く日本の大会にも来ていたような記憶がありますが、この人は彼の息子さんらしいですね。でもなんで国籍が違うんでしょう?▼仙骨(Sacrumとかvertebraeと言うそうですが)を壊して rhizotomyと呼ばれる外科手術を2回。その上、復帰しようというんですから凄まじすぎる▼ "I'm up a set and a break"も基本テニス英語。
日記 | 投稿者 D304 02:19 | コメント(0)| トラックバック(0)

セリーナ・ウイリアムス(全英)

7月5日。ウインブルドン。セリーナがヴィーナスに57、46。

言い訳:

●「リズムを失ってたくさんのエラーをしてしまいました。ボールを入れることも出来なくなってしまって。やることが何もうまくいかないような感じになってしまいました。」:"I just lost rhythm and then I just made a lot of errors. I just couldn't get the balls in. Nothing I was doing was seeming to work."

●「固い感じがあったわけではありません。私のボールが飛びすぎてしまって、それから彼女のサーブがとても良くなりだしたのだと思います。」:"I didn't feel tight. My balls just started flying, and then she started serving really well."

●「(負けたからといって)茫然としていたとかそういったことではありません、必ずしも。」:"I definitely don't feel numb, per se."

●「いいプレーをしたとは思っていません。今日の自分のプレーに満足しているとも思えませんし。私にとっては今日の試合は満足するものは何もないです。」:"I don't think I played well. I don't think I'm satisfied with the way I played today. For me there's nothing to be satisfied about."

●「彼女が私にいいプレーをさせなかったとは思いません。コンディションに相当厳しいものがありましたから。彼女もまったく同じ状況に置かれているのは分かってますけれど、ただもう大変でした。(そんな状況でも)彼女はプレーのレベルを上げてプレーを始めだして、自分も同じように上げていくべきだったのですが、私の方は調子が落ちてしまったのだと思います。」:"I don't think she made me not play well. I think the conditions were really tough out there. I know she was under the same conditions, too, but it was just really tough. She started just playing -- she lifted the level of her game and I should have lifted mine, but instead I think mine went down."

●「すべてのサーブを体に集めるのは彼女の戦略だったと思います。そうしてくれて良かったと思います、次回の対戦ではそれも想定できますから。(今回だって)良くリターンしていたと思いますけれど。彼女がやろうとしていることは分かっていました。予測できうるものでしたし、実際にかなり予測できたと思います。次回ではこれを想定した上でプレーするだろうと思いますし、しっかり準備しているでしょう。」:"I think that was her tactic, was to serve every ball into the body. I'm glad she did it, because next time I know what to expect. I think I did good with getting them back. I mean, I think I got a lot of those in-the-body serves. I knew what she was doing. It was very readable. I knew what she was going to do, so I was able to read it much better. But I know next time playing what to expect, and I'll be even more ready for it."

●「(第二セットでブレークバックされてしまったことについて)あそこでなんとかキープしようと望んでいました、特にゲームが長くなってから。でもただキープしませんでした。」:"I was really hoping to hold serve there, especially since the game was really long. But I didn't. I just didn't hold serve."

●「自分のゲームをしようと、いつもやっているようにプレーしようと試みはしましたけれど。」:I just tried to play my game and just do what I do normally.

●「(ヴィーナスがなかなかサーブに入らない状況について)風がかなりありましたから。彼女のトスはちょっと型破りなところがあって、サーブでうまくとらえるのは大変だっただろうと思います。」:"I think it was just so windy out there. She has a funky toss, so I guess she has to catch it a lot."

▼見ているほうはウインブルドンでやれやれ一息しようか、、といったところですが、もう世界中で色々なプロトーナメントがやっているんですね▼Mercedes Cup(独)、Swiss Open、 Swedish Open、Campbell's Hall of Fame Championships(米)、 GAZ de France Grand Prixそして Palermo International(伊)と、開催国が違うとはいえ興行として成立するのが不思議な感じがします▼この姉妹の試合を楽しく見る方法がなにかないものでしょうか。
日記 | 投稿者 D304 01:24 | コメント(0)| トラックバック(0)

フェデラー(全英)

7月6日。フェデラーナダルに46、46、76、76、79で6連覇ならず。

言い訳:

●「最初の2セットではあきらかにあまりにもたくさんのチャンスを逃してしまいました。とはいえ、ラファのプレーが良かったですから。我々がみなさんの期待に応える試合をお見せできたこと、そして自分の戦いかたについては満足しています。出来ることはあれですべてですから。」:"Missed too many chances obviously in the first couple of sets. But Rafa played well. I'm happy we lived up to the expectations. I'm happy the way I fought. That's all I could really do."

●「(照明があったらもっと良いプレーが出来たかどうか、、なんて話したって)しょうがないでしょう。そういうものですよ。」:"It's the way it is."

●「(フルセットで昨年は勝てたのに、ことしはそうはならず)ほんとうに残念でした。」:"It was quite unfortunate."

●「彼は岩のように手堅いプレーでした、良く知られているように。」:"I think he was rock solid the way we know him."

●「彼のプレーはとても安定していました。」:"He's been playing very consistent."

●「(試合最後の自分のミスショットについて)最初にまずストレートに打つのか、クロスに打つのか考えました、そしてクロスを選んでミスしてしまったわけです。あのショットはミスすべきではありませんでしたし、状況が違えばミスすることはなかったと思います。そんなこと誰も分からないわけですけれど。」:"I was thinking first should I go up the line or cross court, and then I chose cross court and missed it. Maybe shouldn't have missed the shot. Maybe wouldn't have missed that on some other occasion. Who knows."

●「チャンスはいつもそこにあるという感じでした。スコアで見れば自分が優位にあったわけで、明らかにラファにプレッシャーがかかっていました。まくり返すような大事なゲームでは自分も良くやったと思います。」:"The chances were always there. I mean, I was ahead in the score, so that put pressure obviously on Rafa. I think I did well on a couple of big games to come back."

●「楽しいことばかりではないですが、(照明についてはウインブルドンには無いわけですし)そういうものだと思います。今となってはただラファのすばらしい努力を讃えることが出来るだけです。」:"So it's not a whole lot of fun, but it's the way it is. I can only congratulate Rafa for a great effort."

●「序盤のブレークポイントでのプレーには満足していません、ひとつを除けばこれはもう疑いも無いところですけれど。でもそのひとつについては凄かったと思いますけれど。それに風にはかなり苦しみました。序盤ではかなり吹き荒れてましたから。実際には厳しいコンディションでした。」:"I wasn't happy the way I was playing breakpoints early on, no doubt, except the one I made. It was fantastic. I was definitely struggling in the wind a little bit. It was very gusty early on. It was tough conditions."

●「まさに彼が必要なときに、いくつか信じられないようなパッシングショットを繰り出してきました。そうしたブレークチャンスでのプレーが良くなかったわけですが、(今思えば)そうしたときに自分が本当に何をしたかったのかもっとしっかり決めるだったと思います。しかし、ラファは対戦相手にこうしたことを考えさせます、結局のところそれが最高の選手がたがいにやり合うことでもあるのですけれど。」:"He came up with some unbelievable passing shots when he needed to. And then other ones I played poorly on them, which I just think maybe I should have really decided much more what I really wanted to do. But Rafa keeps you thinking, and that's what the best players do to each other in the end."

●「自分だけではなくラファだって後半でたくさんのチャンスを逃していました。対戦相手に厳しい状況を作っていくことはお互いにやっていたわけです。」:"Rafa also missed many opportunities later on. You always makes it hard for the opponent, and that's what we both do to each other."

●「やらなければならないときに、ベストのプレーが出来ませんでした。」:"I couldn't really play my best when I really had to."

●「ラファはサーブが良くてプレーも良かった、最後には勝って当然でしょう。」:"Rafa served well and played well and deserved to win in the end."

●「最後の3セットではブレークできませんでしたけれど、それでも彼をギリギリまで押してはいましたから。」:"I wasn't able to break him in the last three sets, but still I pushed him right to the edge."

▼やれやれすこい試合でしたね、雨の中断をいれれば半日近くテレビの前にいたように思います。ぐったりしてしまいました▼米国NBCで解説をやっていたマッケンローも感動の絶賛。彼の当時の決勝戦もすごかったですけれど▼ ”I should have really decided much more what I really wanted to do.”については考えさせられます(ほんとうにそうだなあ、と)▼"You always makes it hard for the opponent"にしても同様、大事な視点。試合なんですからね。
日記 | 投稿者 D304 02:05 | コメント(0)| トラックバック(0)

サフィン(全英)

7月4日。ウインブルドン。サフィンフェデラーに36、67、46。

言い訳:

●「彼はリターンですごいプレッシャーをかけてきますけれど、あれは大変です。」:"He puts so much pressure on the return that it's too much."

●「彼とどうプレーするかについて分かってはいても、こなしている試合数が少なければうまくいきませんから。」:"You know how to play against him, but lack of matches doesn't make them work."

●「彼のプレーは良いし、手堅い、それに思いつきのようなショットは一切しません。彼がやっているのは勝つために必要なプレーをするだけですから。」:"He's playing well. He's playing solid. Doesn't do anything fancy. Just plays how he needs to play to be able to win."

●「試合の序盤はひどいものでした。少なくとももう少し長く彼についていくべきでした。」:"The beginning was terrible. I should have at least stayed with him a little bit longer."

●「最初の自分のサービスゲームで彼はものすごいプレッシャーをかけてきました。」:"He put a little bit too much pressure for me to win the first service game."

●「タイブレークの最初のポイントはコートの真ん中あたりかからひどいミスをやってしまいましたが、フェデラーのようなトップクラスに対してああしたミスは出来ません。これは今日の試合で大きかった。」:"In the tiebreak, the first point was a terrible mistake from the middle of the court. You can't miss these shots against these kind of players. That's what makes a huge difference."

●「チャンスをつかんだら、やるしかありません。」:"When you have a chance you need to go for it."

●「彼は完璧なボディーへのサーブをやってみせたので、こういう場合普通の人ならまたボディーにサーブするということはないものです。そう思って、リターンでネットを取りにいかずに対応しようとしたのですが、それを見たフェデラーはワイドにキックサーブを仕掛けてきました。つまり、彼のブレークポイントでの強さというのは本当にすごいものがあります。とにかくチャンスを与えませんから。もっと良いプレーをすべきだったとは思いますけれど。」:"Because two times he just served perfectly to the body. Normally the person doesn't do it. Then I tried to stay back and he just saw it and then he placed the ball, kick wide. So he was great at the breakpoint. He didn't even give me a chance. But I should have done better."

●「彼にプレッシャーがかかっているときはいつもスライスをかけてきます、特に短いスライスですけれど。」:"Every time he has under pressure he puts the slice, short slice."

●「ブレークポイントを握れば彼にもプレッシャーはかかるわけですが、そうしたときにいつも彼はファーストサーブをミスしません。」:"Every time you have a breakpoint and he's really under pressure, he serve the first serve."

●「彼にプレッシャーがかかって短いスライスを仕掛けてきて、せっかくのチャンスとなってもフレームしてしまうか、ネットにかけてしまって、これは本当にイライラするものです。」:"Because every time you have it, you frame it or you put it on the net. It is annoying, annoying."

▼今回の好成績でサフィンとしては気持ちも新たになったようです▼プレッシャーのかかった状況というものを漠然としてではなくサフィンみたいにきちんと理解できるようになりたいもの▼"When you have a chance you need to go for it."はいい言葉。
日記 | 投稿者 D304 00:07 | コメント(2)| トラックバック(0)

鄭潔(全英)

7月3日。ウインブルドン。Jie Zheng鄭潔がセリーナ・ウイリアムスに26、67。

言い訳:


●「第二セットで試合をひっくり返して勝てるチャンスがあると思いました。たぶん、そのことを考えすぎたのだと思いますし、チャンスをつかむことがありませんでした。そうしたこともあってセットポイントを落としたのでしょう。」:"I thought so when I had set point in the second set. Probably I was thinking too much about it, then I didn't get the chance. I lost the set point."

●「バックハンドでは私のほうが彼女よりもポイントをとっていました。といっても彼女のサーブがただあまりにもすごかったですから。」:"I've been winning more points than Serena did. However, her serve was simply too big."

●「ほんとうに勝ちたかったです。今日の出来にはとても満足してはいますけれど。彼女のサーブがあまりにも凄い、特に芝のコートでは。もしも他のサーフェスであれば、おそらくもっとチャンスがあるでしょうね。なにしろ第二セットで、勝つチャンスはあったわけですから。」:"I did really wanted to win. But overall I'm quite satisfied with the performance I had today. But her serve was too big to me, especially on the grass court. But if on other courts, probably I would have had a better chance. Even on the second set I might have the chance to win it."

●「第一セット(26)から学習したこともありましたので、戦略を変更し、第二セットのプレーを調整しました、なぜなら彼女はとても攻撃的プレーをしかけてきますから。ペースを早めフラットで打でば彼女のプレーにもっとプレッシャーをかけることができると思っていました。」:"I learned from my first set and I adjusted my strategy and way of play in the second set because she was quite aggressive and I want to accelerate my pace as well and to hit ball more flat and give her more pressure on the playing."

▼通訳を通しての記者会見だったようですが、言うべきことは言ってます。▼あの暴力的なセリーナを相手にすばらしいプレーを見せてくれました▼ご主人がコーチもやっている様子です。
日記 | 投稿者 D304 13:35 | コメント(0)| トラックバック(0)

アンディ・マリー(全英)

7月2日。アンディ・マリーがナダルに36、26、46。
言い訳:

●「彼のプレーが私よりもはるかに良かったですから。」:"He played so much better than me."

●「ベストなプレーをしたとは思っていません、その点は残念ですけれど。もしかしたら私に対してだけなのかもしれませんが、私の調子に関係なく彼のプレーがあまりに良すぎましたから。」:"I didn't feel like I played my best, which is a bit disappointing. But, regardless, he was playing too well probably for me."

●「彼のフォアはちょっともう考えられないものがあります。ボールはラインぎりぎりにとても厳しいのが来てましたから、自分のリズムに乗ることは難しかった。」:"His forehand was ridiculous. He's hitting the ball so close to the line, so hard, that it was difficult for me to get into a rhythm."

●「全部のポイントがとても早い展開のように感じました。以前であればラリーの主導権をとるチャンスもありました、なぜなら彼のトップスピンがネットの高いところを超えて飛んできてましたからボールも少し跳ね上がってましたし。でも、今日の試合では彼はボールを打ちにきてましたし、腕を動かす早さや、そのコントロールの精度にはすごいものがあります。」:"I felt rushed on every point. I think in the past when I played against him I felt like I had a chance to sort of dictate the rallies early on 'cause he used to play topspin quite high over the net and the ball was bouncing up a bit. But he's hitting the ball, it's amazing how fast he moves his arm and how much control he has over it."

●「第三セットの32という場面でほんの少しチャンスがありました。彼のサービスゲームで1530というのは初めてでしたから。それもセカンドサーブで、彼のフォアでしたけれどコートの真ん中に打ち込みました。とにかくいろいろ試して戦い続けなければならないわけで、それも彼のレベルが少し落ちるとかちょっと一休みしてもらえる状況を願いながらということになりますけれど。通常ならリターンは私のゲームにおいて強力な部分であるわけですが、彼のサービスゲームでまったくチャンスがなかったことわけで、恥ずかしいです。」:"I had a very, very slight chance at 3-2 in the third. I had 15-30 for the first time. A second serve. I hit it straight into the middle of the court onto his forehand. But you really just have to try and keep fighting, hope that his level goes down a little bit, maybe get a break. I feel like the return is normally a strong part of my game. I had no chance at all really on his serve, which was a shame."

●「(こんなかたちで負けはしましたが、彼がこれからどうこうというよりも)これからも自分のゲームというものを見ていかなければならないわけで、いろいろとやることはあります、一生懸命練習して自分のレベルをあげなければなりません、もちろんそれは可能だと思っていますけれど。大変な練習量になるでしょう。」:"I have to look at my game, work on some things, and work even harder and try and get up to that level, which I do think is possible. It's just gonna take a lot of hard work."

●「リターンが酷かったですね。彼のサーブはもちろん良くなっていますけれど。ただ自分がリターンをきっちりしていなかったというのもあります。」:"I felt like I returned poorly. He's serving definitely better. I just didn't get hold of any returns."

●「彼のサーブについてはスピンの量が多くて、弾んだ後に厳しい角度に跳ね上がってしまいますから。」:"He can put so much spin on it, that the ball kind of jumps at a tough angle."

●「ほんどにただもう踏み込んで攻めにいくリターンをすることが難しいです、なにしろ(スピンのサービス)スイングの量も多いですし、コートに着地した後反対の方向に厳しく跳ね上がってしまいますから。」:It's hard to really just step into the court and go for it because he can put a lot of swing on it, and when it hits the court it bounces hard in the other direction. "

▼英国ファンの手前もあるでしょうけれど基本的にはベスト4まで残れて満足している様子▼ナダルの調子が凄まじい▼"put a lot of spin on it"なんてサラッと使えるようになれると便利そう▼Murrayの発音がどうもうまく出来ません。


日記 | 投稿者 D304 04:15 | コメント(1)| トラックバック(0)

バイディソバ(全英)

7月1日。ウインブルドン。ニコル・バイディソバがJui Zheng・鄭潔に26、75、16でベスト8止まり。

言い訳:

●「今日は彼女のほうが良いプレーヤーだと感じていました。」:"I feel like she was the better player today."

●「彼女のボールは凄かったですし。」:"She was hitting the ball great."

●「ただ頑張ろうと努力はしましたし、第二セットで流れを変えようともしました。」:"I was just trying to hang in there and try to turn it around in the second set."

●「ボールをなるべく返して試合を続けることもやってみましたし、ポイントをもっていかれる機会を多くは与えないようにもしましたけれど。」:"I just tried to keep the ball more in play, don't give her so much opportunities to really put it away. "

●「(第二セットを取れたことについては)第一セットよりは第二セットのほうが彼女のミスが少し多かったこと。私が少し多くポイントをとれただけです。」:She made a little more mistakes than she did in the first set. I kind of gained from that a little bit.

▼"hang in there"、"turn it around"、"keep the ball in play"等、テニス英語の基本フレーズの復習でした▼Jui Zhengがセリーナ相手にどんな試合をするのか楽しみ▼中国ではスポーツ選手の育成選抜はまだ赤ちゃん程度の内に、公的団体が肉体的な素質だけを見て(体を見たり触れば分かるという意味)行われると友人から聞きましたが本当なんでしょうか。
日記 | 投稿者 D304 23:16 | コメント(0)| トラックバック(0)

ヒューイット(全英)

6月30日。ウインブルドン。ヒューイットフェデラーに6-7、2-6、4-6。

言い訳:

●「第一セットはどちらにでもいってしまう可能性はありました。」:"The first set could have gone either way."

●「タイブレークとなってチャンスはありました。彼のセカンド・サーブでしたので攻めるしかない状況でした。そこで彼はかなりキックするサーブを打ってきてうまく合わせられなかったことがありました。これがタイブレークでの大きなポイントでした。」:"The tiebreak I had chances. I had a second serve, sort of went after it. He put a little bit more kick on it. I just didn't quite time it. That was a big point in the tiebreak."

●「とても良いスライスでネットを取りに行きましたけれど、クロスに良いパスを打たれてしまってミニ・ブレーク、そのあとで彼のサービスエースで第一セットを取られてしまいました。」:"I came in on a pretty good slice. He hit a good backhand up-the-line passing shot to get up a mini break, and then hit a big ace to finish it off."

●「第二セットの最初のゲームで、いくつか緩慢なダブルフォルトをやってしまい、そのセットを取る道筋を開いてしまったようなものでした。」:"I just played a couple of a loose double-fault at deuce first game of the second set, and that opened it up for him."

●「第二セットの後半と第三セットの序盤でいくつかブレークポイントのチャンスがあり、実際にあまりミスもしなかったのですけれど(でも取られてしまった)。」:"I had a few breakpoint chances there late in the second set and early in the third set. I didn't do too much wrong with them."

●「彼はポイントをとるためにプレーしやすい領域でプレーできるようにサーブをしてきます。実際問題、彼をこのプレーしやすい領域から外に出すのはとても難しいものです。」:"His serve sets up the point for him to play in his comfort zone. It's very hard to take him out of that zone."

●「(スライスできっちり)ボールを返してプレーにつなげる、彼のサービス・リターンからの展開は際立ってうまいです。」:"Getting the ball back in play, he does extremely well from the return of serve."

●「一歩踏み込もうとした状況があっても、それを自分の試合の流れに持ち込むことが出来ませんでしたし、あるいは彼のサービス・ゲームでプレッシャーをかけることも出来ませんでした。」:"Any time I tried to take a step I couldn't really put any momentum together, or put any pressure on his service games."

●「試合がすすむにつれ、故障箇所が問題になってきますから。」:"As the match goes on it gets a little bit worse."

▼ヒューイットもそろそろ、、のようです▼フェデラーとヒューイットがダブルスを組んでウインブルドンに出ていたのも遥か昔ですね▼フェデラーのComfort Zoneというようなものがあるんでしょうか、ちょっと素人目にはわかりませんけれど。
日記 | 投稿者 D304 02:54 | コメント(2)| トラックバック(0)

ヤンコビッチ(全英)

6月30日。ウインブルドン。ヤンコビッチがタナスガーンに3-6、2-6で4回戦負け。

言い訳:

●「医者はプレーするのは疑問だと言っていたくらいですから、試合が出来ることになってただ喜んでいたくらいです。」:"The doctors were telling me that I'm questionable to play, so I was just happy that I could go out there and play the match."

●「すべてのショットでとても遅くて。」:"I was very late on every shot."

●「いつもボールから離れて一歩遅れていましたので、ゲームについていくのもとても大変でした。」:”I was always one step behind, away from the ball, so it was very hard for me to follow the game.”

●「この状態で出来ることはやってみましたけれど、彼女のプレーはとても手堅かったです。」:"I tried the best that I could, and she was quite solid."

●「彼女はたくさんミスしていませんでしたし、全てのボールをブロックされてしまいました。」:"She didn't make many mistakes. She was just blocking all those balls."

●「体調が100%でないときのプレーというものはとても厳しいものです、特に芝では良く動かなければなりませんしボールに遅れることがないようにする必要がありますから。」:"When you're not hundred percent healthy, it's very hard, especially on grass court, when you have to really move well and you have to be behind the ball."

●「試合中ずっとあまりにも遅くて、普段動くようには動いていませんでした。もちろんその普段というのは怪我をしているときと比べた通常の動きを言っているわけですけれど。」:"I was always too late and I wasn't moving the way I normally move, which is normal, compared to when I have an injury."

▼テニスのやり過ぎは体に毒ですね▼ヤンコビッチのような柔軟性があっても一年中毎日真剣にやっていたらプロとはいえやはり壊れてしまうのでしょう。やれやれ大変な商売▼半月板の損傷(meniscus tear)を抱えて、消炎剤(antiinflammatory)や鎮痛剤(Voltaren)を飲んで、、と膝ばかりか内蔵までやられてしまいそうでほんとうに可哀想▼タイや中国の選手がすばらしい。やはり国の勢いなんでしょうか。
日記 | 投稿者 D304 05:59 | コメント(1)| トラックバック(1)