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負けた言い訳 試合に負けたときの言い訳集。トッププロもいろいろ言ってます。

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フェデラー(インディアン・ウエールズ08)

3/22/08。インディアン・ウエールズの準決勝戦。フェデラーがマーディ・フィッシュに3-6、2-6。

言い訳:

●「マーディとの対戦成績はとても良くて、通常はある意味支配的な試合なわけですが今日は違いました。とても、とても良いプレーをしていました、今日の彼はすごいプレーをしてました。つまり、彼を祝福することなら出来るけど。素晴らしい。」:"I've had a great record against him, you know, always sort of had sort of controlled matches against him, but today was different. He came out playing very, very well. Yeah, he played great today. I mean, I can only congratulate him. Fantastic."

●「3セットマッチの危険性というのはあっという間に終わってしまうことです。皆知っていることでですけれど。今日は練習試合のような感じでした。」:"The danger of best-of-three matches is it can be over in no time. We all know that. Today it sort of felt like a practice match, you know."

●「マーディは”やるしかない”といった感じで何でも試してうまくいってましたね。ブレークポイントの局面でも特に悪いプレーがなかったし、僕のサーブがどっちにくるかも読んで、アウトするようなボールもなくプレーし続けていました。彼が攻めたければいつもうまくいっていっていましたよ、本当にミス一つしないんですから。ごくたまにミスしてもらいたいな、、と思う時にしていたこともあるにはありましたけれど。彼の側についてはただ凄いといったところで、僕のほうはそこまでボールをコントロールすることが出来ませんでした。彼のサーブは今日だけ特にすごかったとは思いません。彼のファースト・サーブをリターンすることがただただ出来なかった、、ま、これは今日に限ったことではないです。でもセカンド・サーブのリターンも出来なかったから、これは今日の試合についてがっかりした点ではあります。」:"He was just trying to go for everything and it sort of worked. Didn't even play particularly bad on the break points and I just -- every time, you know, he read the right side on the serve and he kept the ball in play. When he wanted to attack, everything worked. He would never miss, really. When I needed maybe a miss once in a while. So that was just impressive by his side, and I couldn't do much to control it. I didn't even think he served particularly well. It was just impossible to return his first serve, which it normally is anyway, you know. But I couldn't get into his second serves, and that was the disappointing part about today."

●「(昨日のトミー・ハースのデフォについて)少し萎んでしまったというか拍子抜けしました。トミー戦に向けて気力充分だったのに。もし彼との試合に勝って今日の準決勝戦に臨んでいれば調子に乗れていたと思うんですけれど。今日の試合はもう一つの練習試合みたいでした。もしかしたら皆さんも僕と同じように感じられていたかもしれませんけれど、、でもこれは言い訳ではないですよ。マーディの今日のプレーは信じられないほど良かったんですから。ただただ信じられないほど良かった。」:"I was a little bit deflated yesterday. I was ready to play against Tommy. I think it would have really given me great rhythm if I were to win against him and come into have met him and come into the semis today. This way the practice session was just another one. Maybe during the match today you could feel that, but it's not an excuse. I mean, Mardy played incredibly well today. It was just incredible."

●「(ランキング98位と対戦することについてどう思うかって質問されてますけど)あなたも試合見ているんだから分かるでしょう、マーディは最近100位を突破して人生で初めて98位入りした選手じゃないんですよ。かつては20位台だった選手で、トッププレーヤーとの大きな試合もいくつもやってきた人ですから。45年前のシンシナティ・オープンで、ランキング1位になる直前のアンディ・ロディックに勝つべきだった選手です。マーディがどれだけ良い選手であるかは皆知っていることです。98位と1位が対戦することについて話すのはやめませんか。彼が依然よりすごく良くなっていることも皆知っていることですから。」:"You've been around the game. You know it's possible. He's been -- it's not like he's been 98 for the first in his life, he just made a career breakthrough breaking into the top 100. The guy has been top 20 before, and he's had big matches before. Should have won Cincinnati a few years back beating Andy before he became No. 1. We know how good Mardy can be. Let's not talk about 98 in the world. We know he's way better than that."

●「とても調子の良い週だったといっていいんじゃないですか。今週について満足してます。今日の調子については何と言ったらいいのか難しいですけどね、なぜならマーディがほとんど全てライジングで取ってしまったんですから。ラリーだってたくさんなかったし、何とも言えませんね今日のプレーについては。でも、総じて言うなら今週の出来については満足です。ま、明らかに不戦勝(対トミー・ハース戦)はおかしな状況でしたが、もしそういう事態が起きればそれに対処しなければならないわけですけれど。今年最初のマスターシリーズ戦でベスト4というのは上出来ではないでしょうか、マイアミにもこの調子で臨みたいし、そのあとはクレーでの試合です。」:"I thought it was very good this week. I'm happy with this week. Today it's hard to judge, because Mardy took everything on the rise, you know. Not many rallies out there, so it's hard to judge, you know. But all in all, I'm happy the way this week has been going for me, you know. Obviously the walkover is sort of an awkward situation, but you have to take them when they come around. So semifinals to start off with at the first Masters Series is a good thing again, and I hope I can go from here and win in Miami and on to clay."

●「(今年に入って試合数が少ないんじゃないか?って)うーん、特にそういうわけでもないです。今週はたくさんのトッププレーヤーと対戦していい結果を出せましたから。今日の試合は明らかに大変でしたが、対戦相手がああいう状態で何が出来たっていうんでしょうかね?たまにはこういうことは起きますよ。頻繁にこういうことが起きないようにするにこしたことはありませんけれど。やはりマーディを褒めるべきでしょう。僕のほうは今日はいろんなことが出来なかったけど、こういう試合はたまにはあります。過去5年間で今日のような試合がもっと起きなかったことに僕自身が驚いているくらいですから。皆さんは一人の選手がある期間君臨しえるといつも思っているのではないですか。たしかに過去数年にわたって皆が僕に勝てない状況があったけれど、今度は僕にもそいう状況があってもおかしくない。今日のマーディに勝つのは本当に無理だったと思いますよ、ほどんとそんな風に見えましたから。彼は一度だってああ駄目だ、、と自分を疑ったようなことは無かったでしょう。すべてライジングでとってウイニングショットにしてしまって、ほんとうに彼のプレーはすばらしかった。僕のほうが試合にグッと入っていくような必要さえなかったですから。だから多分あまりがっかりしていないのかもしれませんね。とにかく自分にとっては良い週でした。充分試合を出来たと思います。10日前よりも調子は上がっていることは確かですから。」:"Umm, not even particularly, you know. I did play very well against all these guys this week. Today, you know, obviously it's a tough result, you know, but what can you do? It happens sometimes, you know. So just better make it not happen so frequently, you know. But can only give credit to Mardy. I couldn't do much today, and these matches sometimes come around. I'm surprised myself it hasn't happened more in the last five years, you know. You always think one guy can outright dominate you on any given day. People weren't able to do it against me, so that speaks for myself. But today Mardy was really impossible to beat, it almost looked like. He was never in doubt. Everything he took it on the rise and hit winners, so it was just a great performance by his side. I don't even have to go too much into the match, you know. That's why I'm maybe not that disappointed. It's been a good week for me, anyway. I feel I've got the matches in I really wanted, you know. So I feel better than still 10 days ago, that's for sure."

●「(負け試合から学ぶことはあるのかって?)通常ならそれは出来ますけれど、今日の試合についてはそんなに無いです。試合があまりにも早く終わってしまったし、こうすれば良かったとか感じることが出来なかった。サーブをああすれば良かったとか、リターンをもっとこうすれば良かったとか、そういうことは特にね。だって彼は絶好調だったんですよ。チャンスをものにしたと思ったら一心拍数のうちに終わらせてしまうんですから、、」:"Usually can, but not much about today. Went too quick, and couldn't feel anything was there to be done very differently. Could have served better, sure. Could have returned better, sure. But the guy was on top of his game. Took his chances and it was over in a heartbeat, so... "

もしかすると、フェデラーは大変なことになっているのかもしれません。彼の言う通りたしかにフィッシュの当たりは普通ではありませんでした。試合数時間前の練習でも暴力的なまでにあたりまくってました。フェデラーのリターンはとても弱々しくフィッシュの猛烈なスピンのかかったセカンド・サーブに対してスライス・リターンを多用するものの制御しきれず裏目に出る場面も多々ありました。本人の言う気力不十分だった点については、会場にもたしかに妙な(ちょっとシラっとしたような)雰囲気が本人の背中から漂っていました。記者会見の場の流れを文字で読む限りで何も確証はありませんが、おそらく例の病気(伝染性単核症)についてはいっさい質問しないよう厳しい箝口令がしかれているように思います。なにしろ特異的な治療法は現時点では存在しないと言われている病気で若い人に多いとか、何にも気力が出せず学生だったら通学することもままならないとか、、大変な病気らしいです。これは、本人をとりまくビジネスにもそしてテニス興行全体にとっても大きな影響がありますから、彼のまわりの人たちだって、あるいは興行を支える他の選手達だってさぞや気をもんでいることと思います。「若手の急激な追い上げにチャンピオンはどう迎えうつのか」とか「僕も人間ですから、、」といったストーリーの中で、当面はやっていくしかないのでしょう。とても辛いでしょうけど看板選手としてプレーも記者会見も頑張ってもらうしかないです。ジョコビッチやツオンガといった次世代のスターがトップ・ブランドとして定着するにももう少し時間が必要でしょうしね。
日記 | 投稿者 D304 06:10 | コメント(3)| トラックバック(0)
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コメント
すごい翻訳量ですね!お疲れさまでした。すばらしいです!フェデラーはサーヴィス精神旺盛で、いつもよくしゃるので、記者会見を読んでるだけでも大変なのに翻訳まで、すごいです。
彼の試合を見ていると、病気としかいえない弱々しさがありました。直感でまだ完治していなと思いましたが、大変ですよね。世界中飛び回っているのですから、いろんなヴィールスに罹る可能性が高いでしょうし、選手は命がけですね。一日も早い回復を祈っています。
投稿者 Tennisnakama 2008/03/25 07:36
Tennisnakamaさん。こんにちわ。翻訳については友人達とテニスをするときの英語力を増やしたい一心でやっていますが、なかなか効果あります。濃い話をしたがる人もいるので話題としても使っています。試合をご覧になったとのことなので、もしかしたら会場におられたのでしょうか。とても暑くて見ているだけでフラフラになりました。あんなすり鉢の底のようなところで大変だな、、、と。しかも今度はマイアミでしょう、、やれやれ、おっしゃるとおり命がけですね。
投稿者 D304 2008/03/26 00:20
no xiexie.お疲れさまでした。すばらしいです!フェデラーはサーヴィス精神旺盛で、いつもよくしゃるので、記者会見を読んでるだけでも大変なのに翻訳まで、すごいです。
投稿者 pandora bracelet 2010/06/29 18:44
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