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負けた言い訳 試合に負けたときの言い訳集。トッププロもいろいろ言ってます。

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ヒューイット(ソニーエリクソン・オープン08)

3月29日。土曜日。フロリダ州キービスケイン。ヒューイットがホセ・アカスソ(アルゼンチン)に36、67で初戦敗退です。

言い訳:

●「ただもう正しく動けなかったにつきますね。先週マーディ・フィッシュに負けてから故障が治っていないので。今日はどうかな、、と試してみたんですけど完全には動きたいように動けませんでした。」:"I just couldn't quite move properly.You know, I've been battling a little bit of an injury since I lost to Fish last week. So, yeah, I went out there and I tried, and just couldn't quite compete the way that I wanted to."

●「今日はフットワークが良くなかったし、それが敗因だと思います。」:"I didn't feel my footwork was great today, and that's what lost me the match, I think."

●「思うように体を捻ることができませんでした。」:"I just wasn't quite able to twist my body the way that I would have liked to."

●「やりたいようにボールを取りにいくこともままならなかったです、特にああいう選手との対戦なのに。」:" I wasn't able to run down as many balls as I would have wanted to, especially against a guy like that."

●「彼と対戦方法については理解しているつもりでした。今年最初のアデレード(豪)での試合では圧勝でしたから。そうしたこともあったので今日の試合に臨んだわけで、がんばろうとしましたよ。」:"I felt like I knew how to play him.I beat him pretty convincingly in Adelaide earlier this year.So, you know, I was more trying to go out there and, you know, hang in there."

●「がんばったおかげで、ほとんど状況をひっくり返した場面もありました。第二セットで2回セットポイントを握ったところで、彼がライン上にロブを放って、もうひとつはサービスエースをくらいました。もし僕が第二セットをとっていれば何がおきていたかは分からなかったですよ。」:"I nearly turned things around in the end by just hanging in there.I had two set points in the second set, and he did a lob on the line on the first one, and then an ace on the second.So if I could have won that second set, you never know what might have happened."

▼"hanging in there"はいい言葉ですね。ヒューイットにぴったり。今度使ってみます。
日記 | 投稿者 D304 02:08 | コメント(0)| トラックバック(0)

ジョコビッチ(ソニーエリクソン・オープン08)

フロリダ州・キービスケイン。ジョコビッチがケビン・アンダーソン(南ア)に6-7、6-3、4-6で初戦負け。

言い訳:

●「(第三セット。2-0リードから13ポイント立て続けに落としたことについて)あの時点では自分に集中していませんでした。しょうがないんじゃないですか。試合をする以上こうしたこともありますよ。」:"I didn't focus myself in that moment, but, you know, that's OK. It's all part of the game."

●「ええ、(まあいろいろあるのが試合なんですが)たとえばテニスシューズ。最後のポイントでシューズの紐が切れてしまったんですよね。でも、言い訳いうつもりはないですよ。ケビンが勝って当然だと思います。」:"Well, the shoe, for example. In the last point my shoe lace was broken. But, that I don't find excuses. It's just that he deserved to win."

●「ゲームを自分に引き戻そうと試しましたけれど、試合の最初から疲れてはいました。」"I tried to recover, but obviously I was a little bit tired from the start."

●「ケビンがどういうプレーをするのか知りませんでした。初対戦ですし、彼を見たことなかったんですよ。彼のサーブには驚きました。」:"I didn't know the way he's playing. It was our first meeting, and I never saw him playing before. He surprised me with the way he was serving."

●「リターンのときに充分動いていませんでしたから、ケビンにとっては楽なサービス・ゲームだったでしょうね。第一セットの彼のサービスゲームなんて楽勝だったんじゃないんですか、僕のほうは積極性にかけていたし。」:"I wasn't moving on my returns good enough, and obviously that resulted in easy service games. He was winning too easy in the first set his service games, and I wasn't aggressive enough."

●「ケビンは長身ですからそんなに動きは良くないだろうと思っていたのですが、実際にはとてもバランスのとれた良い動きをしていました。ボールのセンスもいいですし、すぐれた選手だと思います。」:"He's really tall, and with that height you expect him not to move so well. But he obviously has a good coordination. He has a good feel for the ball. So he's a good player.

●「(サーブ前にボールを突きすぎて主審から警告を受けたことや直後のミスショットに関係して審判にとった行動等について)明らかに、警告やほかの難しい事態が僕のサービスゲームに影響を与えましたね。」"Obviously, the time violation and a lot of different things affected my service game."

●「(第三セットに入ってリードされてからのいくつかの重要なポイントについて)たぶん、ポイントを取りに行き過ぎた場面があったと思います。いっぽうケビンは僕がミスするのを手堅く待っていましたから、あれはつらいポイントでした。」:"Maybe I went for some shots too much, and he was wisely waiting for my mistakes, that was a crucial point."

●「今日の敗戦で良かったことといえば、次の大会のための準備期間が少し長くとれたことでしょうか、あと休暇もとれるわけですし。」:"The good thing about this loss is that I can get a bit longer period of preparation and vacation as well."


▼賢いジョコビッチのわりには今回の「ボールの突き過ぎ」の一件、主審や観客と緊張があったとか、、どうしたのでしょう。▼"I went for some shots too much."はポイントをとりに攻め焦ったときの反省やコメントとして使えそうだし、"You were wisely waiting for my mistakes."もいけそうです。▼"good coordination"とか "good feel for the ball"とか褒め言葉に使ったら喜ばれそう。こんなふうに言うんですね。
日記 | 投稿者 D304 23:41 | コメント(2)| トラックバック(0)

マーディ・フィッシュ(インディアン・ウエールズ08)

フィッシュがノバクに決勝で2-6、7-5、3-6負け。

言い訳:

●「ノバクにとっては第三セットの最初のゲームがものすごく大きかったと思いますね、あれで調子が戻ってゲームをとったわけですから。それでもまだ0-1で自分のサーブだったわけですから、、。でもあのときブレークすることも出来たのにな、、とは思いますよ、彼は少しゆるんでいて、普段の彼だったらミスしないようなショットをいくつかミスしてましたから。試合の風向きは僕のほうにあったと感じていました、観衆も大試合に熱狂していました。僕が試合を制していた状況もいくたびかあったと思います。とはいっても試合全体を通して制していたとは感じていませんでした、第二セットをとったときですらそうでした。サーブの調子も散発的でベースラインまで飛んでしまったりして、自分がなにやっているのだかただ分かってなくて、元の調子に戻そう、、サーブのリズムをとりもどそうと考えていただけでした。第三セットの最初のゲームをとられた時点が流れがノバクに変わる基点だったように思います、あそこで彼は強い自信を得たでしょうし、ほんとに強い流れの変わり目だった思います。」:"I think it was that first game was huge for him to get back and win that game. Obviously I'm still, you know, still 0 1 and I'm serving. But if I could have gotten that game, he came out a little lax in the first game, missed a couple easy shots he doesn't usually miss.I felt like the momentum was on my side, crowd was getting into it big time. You could kind of sense there was a little spot there I could take control of the match. And even though I didn't really feel like I had control the entire time, even though I did win that second set, you know, I was serving sporadically and serving over the baseline sometimes, and just didn't really know what I was doing on the serve and trying I was just thinking about trying to get that back, getting my rhythm back on that.  It obviously would have been awesome to get that first game and go out there with a lot of confidence and definitely a lot of momentum."

●「いえ、まあ、サーブの不調については、ノバクのリターンがとても良いことが大きなプレッシャーになってました。少しくらいミスしてほしいな、、と思わせる相手ですから。」:"No. You know I mean, obviously he puts a lot of pressure on you because he returns so well. You know, he's definitely a guy that you need to have free points against, for sure."

”Coming out a little lax”:なるほど、、こういう言い方があるんですね。状況としてはたしかにありますね。"Confidence"って試合中にはなかなか掌握できない自らの感情ですが、こうしてプロ選手がそのことに言及しているのを幾度も読んでいるうちに、自分の試合でもあのゲームはそういうことだったのかな、、と思えるようになりました。たまに分析上手な友人から試合後にConfidenceについてコメントされると少し嫌な気分になったものでしたが。「momentum」:これは素人にはどうなんでしょう。やっぱりあるのでしょうか。生きているうちに実感できるようになれるくらい上手になれればいいですけれど。

相手にプレッシャーを与える、、安定したリターンを続けることも当然ながらプレッシャーにつながるんですね。実感しました。
日記 | 投稿者 D304 02:25 | コメント(0)| トラックバック(0)

ジム・クーリエ(アウトバック・チャンピオンズ・シリーズ08)

3月15日。フロリダ州ネイプルズ。ジム・クーリエがトッド・マーチンに4-6、4-6負け。

言い訳:

●「トッドはいつもより良いプレーをしていました。調子が悪くなればすごいサーブで状況を良い方向にもっていってしまう、まるですごい投手のようでした。」“To Todd’s credit he played a better match. When Todd got himself in trouble he dug himself out with great serves, much like a great pitcher.”


日記 | 投稿者 D304 01:47 | コメント(1)| トラックバック(0)

ナルバンディアン(インディアン・ウエールズ08)

3月21日。インディアン・ウエールズ。スタジアム・コート。ナルバンディアンがマーディ・フィッシュに3-6、7-6、6-7で惜敗。

言い訳:

●「ええ、もちろん(勝てると思ってました)。第三セットはたいへんな接戦でした。最後までサービス・ブレークがありませんでしたから。6-5リードでむかえた自分のサービス・ゲームで、マーディはとてもいいテニスをしていました。ひとつイージーなミスがありましたがあとはすごかった。そんなにできることがあったとは思えませんが、あのときもっとファースト・サーブを入れてプレーすべきだったかもしれません。いずれにせよ彼のプレーが物凄かったですね。」:"Well, of course. The third set was very tight. We didn't break each other until the end. I think he played a very good game at that moment. He just do one easy mistake and then he played great. Not much to do, except that maybe I have to play more with the first serve in that moment but he played great."

●「そうですね、この大会に臨むにあたってはさらに高いレベルでプレーできることを期待していましたが、初回戦とその次の試合内容についてはこみいっていました。試合自体は早く終わらせることができたので自信につながりました、そこで対フェレーロ戦となって良いプレーが出来たしコートでも気分が良かった。今日は勝つチャンスもあったのにとは思いますが良いプレーはしていたと感じています。風も少しあって厳しいコンディションではありました。この調子のままマイアミに向かいます。」:で"Well, I try to expect to be a little farther, but the first two matches was very complicated both times. I served two quick matches that made me confidence, and then again with Ferrero I play much better, feel much better on the court, and today could have made it but I feel I played good today. It was a little windy, so it was a bit tough. I'm going to Miami that I play good tennis here."

●「いえいえ、マーディはいつだって油断のならない選手ですよ。特にこのサーフェス、早いサーフェスだといつだってとても危険な相手です。ですから今日の彼のプレーの出来について首をかしげるようなことはないですね。」:"No. He's always dangerous. On this surface, when surface fast, he's very dangerous all the time. So it's not it's not strange for me that see him play like that."

アルゼンチンの星、マラドーナのお気に入りでフェデラーにも滅法強いナルバンディアン。喋るのはそれほど得意ではないような印象を受けました。記者と丁々発止とやりあうようなタイプではないのでしょうか、言葉数も少なめです。今日はアメリーさんのリクエストにおこたえしましたが、"he's very dangerous all the time"なんて使えると思いました。少しユーモアも感じるし、対戦相手への褒め言葉としてもよさそう。
日記 | 投稿者 D304 01:59 | コメント(1)| トラックバック(0)

ナダル(インディアン・ウエールズ08)

3月22日土曜日。インディアン・ウエールズ。ナダルがジョコビッチに3-6、2-6。

言い訳:


●「気持ちよくテニスしていませんでした。いつもよりミスも多かったですし。準々決勝の頃から少し疲れを感じていましたのは確かですね。数日前から走っているときに遅いとは感じていました。ノバクのような選手とプレーして勝つチャンスを得たいならば100%で臨む必要がありますから。」:"I didn't feel very well playing tennis. I had more mistakes than usually. Well, I feel a little bit tired from last two matches. That's sure. Because, well, in the runs I feel a little bit more slowly than days before. Well, if you play against one player like Novak you have to play 100% if I want to have chances to win. "

●「第一セットでブレークし、次のゲームですぐにブレーク・バックされてしまいました。もし(ブレーク・バックされずに)3-1でリードしていればもっと自信が持てたと思います、なぜなら(あのあと)ノバクがミスショットをしていたので。それにしても、すぐにブレークバックされるのって辛くないですか?彼が僕に与えるダメージが比較的(自分が彼に与えるのにくらべてという意味において)多いように感じていました。"I had the break in the first set. Well, he break me in the next game so it's too soon. If I won that game 3-1, I can get more confidence because he had start the match having some mistakes, too. It was tough, the break back after my break, no? So, well, after this I feel he (in Spanish). THE MODERATOR: With very little he was hurting me much more than I was doing to him."


●「こういう結果になったのも、自分が準々決勝戦のときより少しスローだったからだと思います。ボールに追いつけないこともありますよ、いつも100%で走れるとは限らないし。」:" I think that this thing happened because I was a little bit slow, slower than the day before, no? So I can't go to the ball and continuing running 100%. "


●「ノバクはベースラインの内側に入ってプレーします。ポイントを取られるのはいつも彼がポジションを内側にとったときで、僕が外側からプレーしてポイントをとるより簡単です。彼のクロスのバックハンドには悩まされました。」:So he play very inside the court. He always beat me the position inside the court easier than I can do against him. With his backhand, cross backhand, it is bothering me a lot.


ある程度試合するようになると「Confidence」の問題は大きいものですが、ナダルでもこんな風に感じていたのか、、と驚きです。ブレークバックしたほうはイーブンに戻したぞ、、という感じでしょうが、ブレークバックされた側にとってはダメージが相当あるものなんですね。ジョコビッチのポジション取りについては、あのナダルのグリグリ・ボールをライジングでさばいて内側へ内側へと入り込んで最後はどちらかのきついクロスへクリーンに打ち込んでポイントが終わる光景が幾度もありました。友人にもグリグリがいるので今度試してみようと思います。
日記 | 投稿者 D304 01:21 | コメント(2)| トラックバック(0)

フェデラー(インディアン・ウエールズ08)

3/22/08。インディアン・ウエールズの準決勝戦。フェデラーがマーディ・フィッシュに3-6、2-6。

言い訳:

●「マーディとの対戦成績はとても良くて、通常はある意味支配的な試合なわけですが今日は違いました。とても、とても良いプレーをしていました、今日の彼はすごいプレーをしてました。つまり、彼を祝福することなら出来るけど。素晴らしい。」:"I've had a great record against him, you know, always sort of had sort of controlled matches against him, but today was different. He came out playing very, very well. Yeah, he played great today. I mean, I can only congratulate him. Fantastic."

●「3セットマッチの危険性というのはあっという間に終わってしまうことです。皆知っていることでですけれど。今日は練習試合のような感じでした。」:"The danger of best-of-three matches is it can be over in no time. We all know that. Today it sort of felt like a practice match, you know."

●「マーディは”やるしかない”といった感じで何でも試してうまくいってましたね。ブレークポイントの局面でも特に悪いプレーがなかったし、僕のサーブがどっちにくるかも読んで、アウトするようなボールもなくプレーし続けていました。彼が攻めたければいつもうまくいっていっていましたよ、本当にミス一つしないんですから。ごくたまにミスしてもらいたいな、、と思う時にしていたこともあるにはありましたけれど。彼の側についてはただ凄いといったところで、僕のほうはそこまでボールをコントロールすることが出来ませんでした。彼のサーブは今日だけ特にすごかったとは思いません。彼のファースト・サーブをリターンすることがただただ出来なかった、、ま、これは今日に限ったことではないです。でもセカンド・サーブのリターンも出来なかったから、これは今日の試合についてがっかりした点ではあります。」:"He was just trying to go for everything and it sort of worked. Didn't even play particularly bad on the break points and I just -- every time, you know, he read the right side on the serve and he kept the ball in play. When he wanted to attack, everything worked. He would never miss, really. When I needed maybe a miss once in a while. So that was just impressive by his side, and I couldn't do much to control it. I didn't even think he served particularly well. It was just impossible to return his first serve, which it normally is anyway, you know. But I couldn't get into his second serves, and that was the disappointing part about today."

●「(昨日のトミー・ハースのデフォについて)少し萎んでしまったというか拍子抜けしました。トミー戦に向けて気力充分だったのに。もし彼との試合に勝って今日の準決勝戦に臨んでいれば調子に乗れていたと思うんですけれど。今日の試合はもう一つの練習試合みたいでした。もしかしたら皆さんも僕と同じように感じられていたかもしれませんけれど、、でもこれは言い訳ではないですよ。マーディの今日のプレーは信じられないほど良かったんですから。ただただ信じられないほど良かった。」:"I was a little bit deflated yesterday. I was ready to play against Tommy. I think it would have really given me great rhythm if I were to win against him and come into have met him and come into the semis today. This way the practice session was just another one. Maybe during the match today you could feel that, but it's not an excuse. I mean, Mardy played incredibly well today. It was just incredible."

●「(ランキング98位と対戦することについてどう思うかって質問されてますけど)あなたも試合見ているんだから分かるでしょう、マーディは最近100位を突破して人生で初めて98位入りした選手じゃないんですよ。かつては20位台だった選手で、トッププレーヤーとの大きな試合もいくつもやってきた人ですから。45年前のシンシナティ・オープンで、ランキング1位になる直前のアンディ・ロディックに勝つべきだった選手です。マーディがどれだけ良い選手であるかは皆知っていることです。98位と1位が対戦することについて話すのはやめませんか。彼が依然よりすごく良くなっていることも皆知っていることですから。」:"You've been around the game. You know it's possible. He's been -- it's not like he's been 98 for the first in his life, he just made a career breakthrough breaking into the top 100. The guy has been top 20 before, and he's had big matches before. Should have won Cincinnati a few years back beating Andy before he became No. 1. We know how good Mardy can be. Let's not talk about 98 in the world. We know he's way better than that."

●「とても調子の良い週だったといっていいんじゃないですか。今週について満足してます。今日の調子については何と言ったらいいのか難しいですけどね、なぜならマーディがほとんど全てライジングで取ってしまったんですから。ラリーだってたくさんなかったし、何とも言えませんね今日のプレーについては。でも、総じて言うなら今週の出来については満足です。ま、明らかに不戦勝(対トミー・ハース戦)はおかしな状況でしたが、もしそういう事態が起きればそれに対処しなければならないわけですけれど。今年最初のマスターシリーズ戦でベスト4というのは上出来ではないでしょうか、マイアミにもこの調子で臨みたいし、そのあとはクレーでの試合です。」:"I thought it was very good this week. I'm happy with this week. Today it's hard to judge, because Mardy took everything on the rise, you know. Not many rallies out there, so it's hard to judge, you know. But all in all, I'm happy the way this week has been going for me, you know. Obviously the walkover is sort of an awkward situation, but you have to take them when they come around. So semifinals to start off with at the first Masters Series is a good thing again, and I hope I can go from here and win in Miami and on to clay."

●「(今年に入って試合数が少ないんじゃないか?って)うーん、特にそういうわけでもないです。今週はたくさんのトッププレーヤーと対戦していい結果を出せましたから。今日の試合は明らかに大変でしたが、対戦相手がああいう状態で何が出来たっていうんでしょうかね?たまにはこういうことは起きますよ。頻繁にこういうことが起きないようにするにこしたことはありませんけれど。やはりマーディを褒めるべきでしょう。僕のほうは今日はいろんなことが出来なかったけど、こういう試合はたまにはあります。過去5年間で今日のような試合がもっと起きなかったことに僕自身が驚いているくらいですから。皆さんは一人の選手がある期間君臨しえるといつも思っているのではないですか。たしかに過去数年にわたって皆が僕に勝てない状況があったけれど、今度は僕にもそいう状況があってもおかしくない。今日のマーディに勝つのは本当に無理だったと思いますよ、ほどんとそんな風に見えましたから。彼は一度だってああ駄目だ、、と自分を疑ったようなことは無かったでしょう。すべてライジングでとってウイニングショットにしてしまって、ほんとうに彼のプレーはすばらしかった。僕のほうが試合にグッと入っていくような必要さえなかったですから。だから多分あまりがっかりしていないのかもしれませんね。とにかく自分にとっては良い週でした。充分試合を出来たと思います。10日前よりも調子は上がっていることは確かですから。」:"Umm, not even particularly, you know. I did play very well against all these guys this week. Today, you know, obviously it's a tough result, you know, but what can you do? It happens sometimes, you know. So just better make it not happen so frequently, you know. But can only give credit to Mardy. I couldn't do much today, and these matches sometimes come around. I'm surprised myself it hasn't happened more in the last five years, you know. You always think one guy can outright dominate you on any given day. People weren't able to do it against me, so that speaks for myself. But today Mardy was really impossible to beat, it almost looked like. He was never in doubt. Everything he took it on the rise and hit winners, so it was just a great performance by his side. I don't even have to go too much into the match, you know. That's why I'm maybe not that disappointed. It's been a good week for me, anyway. I feel I've got the matches in I really wanted, you know. So I feel better than still 10 days ago, that's for sure."

●「(負け試合から学ぶことはあるのかって?)通常ならそれは出来ますけれど、今日の試合についてはそんなに無いです。試合があまりにも早く終わってしまったし、こうすれば良かったとか感じることが出来なかった。サーブをああすれば良かったとか、リターンをもっとこうすれば良かったとか、そういうことは特にね。だって彼は絶好調だったんですよ。チャンスをものにしたと思ったら一心拍数のうちに終わらせてしまうんですから、、」:"Usually can, but not much about today. Went too quick, and couldn't feel anything was there to be done very differently. Could have served better, sure. Could have returned better, sure. But the guy was on top of his game. Took his chances and it was over in a heartbeat, so... "

もしかすると、フェデラーは大変なことになっているのかもしれません。彼の言う通りたしかにフィッシュの当たりは普通ではありませんでした。試合数時間前の練習でも暴力的なまでにあたりまくってました。フェデラーのリターンはとても弱々しくフィッシュの猛烈なスピンのかかったセカンド・サーブに対してスライス・リターンを多用するものの制御しきれず裏目に出る場面も多々ありました。本人の言う気力不十分だった点については、会場にもたしかに妙な(ちょっとシラっとしたような)雰囲気が本人の背中から漂っていました。記者会見の場の流れを文字で読む限りで何も確証はありませんが、おそらく例の病気(伝染性単核症)についてはいっさい質問しないよう厳しい箝口令がしかれているように思います。なにしろ特異的な治療法は現時点では存在しないと言われている病気で若い人に多いとか、何にも気力が出せず学生だったら通学することもままならないとか、、大変な病気らしいです。これは、本人をとりまくビジネスにもそしてテニス興行全体にとっても大きな影響がありますから、彼のまわりの人たちだって、あるいは興行を支える他の選手達だってさぞや気をもんでいることと思います。「若手の急激な追い上げにチャンピオンはどう迎えうつのか」とか「僕も人間ですから、、」といったストーリーの中で、当面はやっていくしかないのでしょう。とても辛いでしょうけど看板選手としてプレーも記者会見も頑張ってもらうしかないです。ジョコビッチやツオンガといった次世代のスターがトップ・ブランドとして定着するにももう少し時間が必要でしょうしね。
日記 | 投稿者 D304 06:10 | コメント(3)| トラックバック(0)

ジェームス・ブレーク(インディアン・ウエールズ08)

3月20日。灼熱の砂漠地帯・インディアンウエールズ。ブレークがナダルに5-7,6-3,3-6でベスト8止まり。

言い訳:

●「第三セットについていえばナダルは2つのブレークポイントがあって、自分には1つあっただけ。彼はそれを上手く利用したけれど僕はそうしなかった。第一セットでも6-5でブレークポイントがあったけれどそれをものにしなかった。そうしたことがこの試合における差、わずかに数ポイントといったところです。」:"I think he probably only had tow break points in the third set. I maybe only had one, and he took advantage and I didn't. I had some break point opportunities at 6 5 in the first set. I didn't get those. That was the difference in the match. Just a couple of points here and there."

●「大事なポイントで彼にダメージを与えることが必ずしも十分でなかった。」:"I didn't do enough to hurt him on the big points."

●「今晩のフットワークに問題があったように思います。時々は1~2回戦の頃のように調子が良かったのに、イライラしていたからなのか、それとも(足が)怠けていたのかよく分からないのですがそういう問題が時々ありました。ほんの少しだけいつもよりタイミング早く頭をあげてしまうんですね、彼の動きを見ようとして。」:"I think the biggest thing tonight was my footwork. At times it was as good as it had been earlier in this tournament, and at times I don't know if it was nerves, laziness, I don't know. Just looking up a split second early because of what he's doing."

●「数回ですがベタっと足をつけたままフォアを打ったことがあったと思います。対モヤ戦のときも対ガスケ戦とのときもそういうことがあったけれど、あのときはボールをコントロールできていたことを覚えています。ミスショットであったかどうかに関係なくそうしたことが起きてしまうものです。基本的に足は動いていたと思いますけれど。」:"Couple times I felt I hit a couple of those forehands flat footed. I know on my Moya match, on my Gasquet match, I remember thinking at the end of the match I felt in control of every single one of those I was hitting. Whether I missed or not, you know, that's going to happen. But I felt like my feet were there."

●「第二セットと第三セットは上出来だったと思ってました。でも考え過ぎだったところがあったかもしれませんね。よくないことなのですが、彼のほうを見ようと頭をあげてしまったりとか、彼が何をしようとしているのか見てしまったりして。相手が何を考ているのか考えようとしたりせず自分のゲームをして自分の打てる場所に打つべきだったんですけれど。」:"I thought I was doing that well in the second set and third set. Maybe I was thinking too much. That can be dangerous, looking up at him, seeing what he's doing, trying to outthink him instead of going out and playing my game and hitting to my spots and not worrying what he's doing."

●「(第一セット5-6の30-40の場面で"チャレンジ"したものの判定がくつがえらなかった点について)ナダルも一回やってました。僕も人間ですし、主審も人間だからたまには間違いもやらかすでしょう。」:"I think he did that once, as well. I'm human. The umpires are human. They make mistakes sometimes, too."

●「確かあのときはリターンを決めようと思っていたはず、ポイントにはつながらなかったけれど、リターンを決めに行くそして攻撃的にプレーしたからこそベスト8までこれたと思います。これこそが僕のやり方です。ポイントにはつながらかったけれどその後は気持ちが充実して第二セットでは調子を戻すことができました、盛り返して、ゲームの早い段階で立ち上がって、その調子をずっと維持する。といっても1セット中維持するのは簡単ではなく、やはりあのラファエル・ナダルにブレークされてしまう。たぶんフットワークがほんの少し悪かったことを利用されてしまった。他の選手ならなんとか対処できたでしょうが、ラファエル・ナダルがベストなテニスをプレーしているときにはそれは出来ません。(そういうときは)脱帽ですね。」:"Seem to recall going after one of the returns and just not making it, but that's what got me there, was going after the returns and being aggressive on them. That's the way I had to be. But after that I felt pretty happy with the way I rebounded in the second set, coming back and getting up early, and holding throughout that whole time. It's not easy to go through a whole set and getting broken by Rafael Nadal. Maybe just footwork slipped a tiny bit and he capitalized. I might be able to get away with that against some other players and I can't against Raphael Nadal when he's' playing his best tennis. I tip my hat to him."

●「今はがっかりしてます、でもナダルのような選手に負けたことについて深くうなだれることはない。なにしろ彼はここ数年ではっきり上達したあとがあって、特にハードコートでのプレーは数年前よりすごく良くなっています。」:"I'm upset right now, but I can't hang my head too low about losing to a player like Nadal who has clearly improved in the last couple years and is playing much better hardcourt tennis than he was in years past."

1)looking up at him、2)seeing what he's doingそして3)trying to outthink him、、これらはやってはいけないこととはいえ、相手が自分より強いとやっぱりやってしまいそうです。プロだってそうなんですものね。

次回の負け試合に備えて”I tip my hat to him”でもしっかり覚えておくことにします。
日記 | 投稿者 D304 10:13 | コメント(0)| トラックバック(0)

アンディ・マリー(インディアン・ウエールズ08)

3月19日。インディアン・ウエールズ。アンディ・マリーがトミー・ハースに6-2、5-7、3-6でベスト16。

言い訳:

●「そうですねえ...トミーとの差はそれほどなかったように思います。第二セットで彼がブレークしたときにボールがテープにあたってポトンと落ちたりするようなこともあって、ことが有利に運ばなかった、あれがあるまではリードしていたのですけれど。そしてトミーのほうは少し自信を得たようであのポイント以降プレーが良くなり始めたし、自分のほうはセットポイントのかかった彼のサービスをブレイクしたあとでもタイブレークに入れず気落ちしてました。今日はサーブが十分ではなかったし、第三セットでブレークポイントがいくつかあったのにあまりにも守勢にまわっていました、公平に言えば、彼のサーブがとてもよくて、簡単なポイントをもらえなかったということだと思います。彼が素晴らしいプレーをしたのはもちろんですけれど、自分が第三セットであまりにもディフェンスに終始してしまいました。」:”Umm, I wasn't -- there wasn't much difference. You know, in the second set for him to break me, a slice off the top of the tape that just dropped over. You know, so that was -- well, that didn't help me, because I was great up until then. He got a bit of confidence and started to play better after that, and I was disappointed not to get into a tiebreak after, you know, after I had broken him when he was serving for the set. But I didn't serve well enough today, and, you know, I was a bit too defensive on the break points in the third set, even though, to be fair to him, he did serve very well on a lot of them and didn't give me any cheap points. So credit to him for that, but I was a bit too defensive in the third set.


●「もしも何かへまをしたかな、、と思うことあれば自分を叱咤するということはあると思いますけど、今日はそんなミスショットがあったとは思いません。まあでも、もしもっと攻撃的なプレーをしていれば、、第一セットのときはもっとそうしていて、つまりネット・プレーを仕掛けるということですけど、、、そういうプレーをしてもう少しチャンスをつかめていれば(負けても)満足だったのに、、、それにそうしていれば試合に勝つこともできたと思いますしね。でも、今日の試合に勝てるだけの充分な実力が自分にはあると今でも思いますよ、勝てなかったのは残念ですけれど。学ぶこともありました、つまり第一セットで自分が出来たこと、特に最初の数ゲームを見れば自分がとてもいいプレーが出来ることを証明してくれたし、調子を維持することが出来さえすればトミーのようなすごい選手と対戦しても楽にセットをとれることも分かりました。まあ問題は安定性でしょう、1試合を通じて安定したプレーをすること、今日はそれをしませんでした。」: "You can do if you think that you screwed it up a little bit, but I don't think that I miss any sitters, I didn't make any mistakes. But I guess if I was playing a bit more aggressive then, a lot like I was in the first, set coming to the net, and, you know, taking my chances a bit better, you know, I'd be obviously much more happy because I think I would have won the match if I had done that. But, you know, I still think that I was good enough to win the match today, and I'm disappointed I didn't. But, you know, I'll learn from it, because, you know, stuff that I did out there in the first set and the first few games that showed me that I can, you know, I can play very good tennis and win a set really comfortably against someone as good as him if I can continue to keep that up. But it's a consistency thing and making sure you do it the whole way through the match, and I didn't do that today. "

●「ええ、プレー態度については昨日より今日のほうが良かったのは確かです。とはいえ、数回はイライラしたかな、でもそれはもっと単純なはなしで、、つまり守りのプレーをしていたからで、特に第三セットで攻撃的なプレーに回る方法を見いだしてなかったことがあります。気持ちの持ちようとしてどうだったかといえば今日のほうが良かった。試合の最初はとても落ち着いていたし、大きな問題というわけではありませんがこうしたことも昨日より良かったです。」: "Yeah, I mean, it was better than yesterday, that's for sure. You know, I got annoyed a couple of times, but that was more purely because I was playing a bit defensive and I wasn't quite finding a way to get on the offensive in the third set. You know, but it wasn't -- the mindset today was way better than it was yesterday. It was much calmer at the start of the match, and, yeah, that side of things was definitely better than it was yesterday."


●「プレーの安定性については、、これは経験の問題ではないでしょうか、つまり適切なプレーをいかに続けるのかを知るということ。なんというか、、若ければ少し集中力を失うのは簡単ですから。おそらく第二セットの最初でそれをやってしまったかもしれません、それでもボールがネットにあたったりして運が良くなかったこともありましたけれど。どうやってそうした状況でも楽にセットを取りにいくかを理解することが課題だと思う、しかもトミーのようなレベルの選手との対戦においてはそれは明らかでしょう。多少集中力が落ちている状態であってもやはり自分のプレーのレベルを維持しなかればならないわけで、、今日のような自分のプレーではなくてね。」: "I think it's an experience thing and knowing how to continue playing the right way. I think it's easy when, you know, when you're slightly younger to, you know, lose concentration a little bit. You know, maybe I did that a touch today early in the second, but got a bit unlucky with the net cord. I think it's, yeah, just a bit more understanding how you've won those sets comfortably and making sure that you -- you know, obviously guys like Tommy can up his level and play great tennis. But even when they are doing that you have to maintain, you know, your level and continue to do what you were doing, you know, today, instead of really continuing playing like I was. When he started to play better I got on the back foot a little bit too much and did too much running."

●「サーブ&ボレーをどうして多用しなかったについてですけれど、こは相手のリターンによります。つまりカーロビッチのようにブロック・リターンする相手であれば比較的簡単ですけれど、トミーのように切れ味があってハードヒットしてくる相手ではそれはより難しい。前にも言いましたけど、今日の第一セットではサーブ&ボレーは結構出来ていて、第二セットに入ってトミーがより良く打ち始め、ボールも入るようになり深くなってくると自分はもうそうすることをしなくなっていた。ネットへ出ていく策を見つけずに、ベースラインはるか後方でプレーしてしまった。おそらくベースラインより1.5メートルくらい後ろだったわけで、これではネットに出ていくのは難しいですから。」:"It's different when you're playing against a -- returning against -- or serving to someone like Karlovic who tends to just block a lot of returns. The volleys are a bit easier. Tommy hits the ball much cleaner and much harder from the back, which makes it more difficult. You know, but like I said, I was doing it in the first set today, and then the second set when he started to play better and make some more balls and play deeper I didn't. Instead of finding a way to get into the net, I sort of played too far behind the baseline. When you're a meter, meter and a half behind the baseline, it's pretty tough to get yourself forward."


はからずも、フェデラーがドバイ・オープンでマリーのプレースタイルについてコメントしていたことを裏付けるようなマリー本人のコメントとなりました。そういえばフェデラーはたしか、、もっと出たての頃からネットに出るプレーを失敗しても楽しんでいる感じがあり印象的だったとのを思い出します。マリーもそういう心境になれればいいのに、、。テニスは性格でますからね。
日記 | 投稿者 D304 23:29 | コメント(0)| トラックバック(0)

トッド・マーティン(アウトバック・チャンピオン・シリーズ08)

3月14日。フロリダ州ネイプルズ。トッド・マーチンがアーロン・クリックスティンに3-6、7-6、3-10で逆転負け。

言い訳:

●「今日のアーロンはとても良いプレーをしてました。他のトーナメントで対戦したときには良いプレーをしていませんでしたけれど今回は良かった。試合するときに最も大事な2点は、どうやってマインドをコントロールするかということと、コートでの動き方にありますが今日のアーロンは良く動いていたし自分が何をしているのか掌握していました。」:“Aaron played real well today. He has not played well against me in other tournaments in the series and this time he did. The two most important things when you play is how you control your mind and the way you move and today Aaron was moving well and was aware of what he was doing.”

トッド・マーチン、深いこと言ってますね。直接教えていただくわけにもいかないでしょうから、本でも書いてもらいたいです。
日記 | 投稿者 D304 00:42 | コメント(0)| トラックバック(0)

サニア・ミルザ(インディアン・ウエールズ08)

3月18日。インディアン・ウエールズでのベスト16決め戦。サニア・ミルザがダニエラ・ハンチュコバに1-6、6-7です。

言い訳:

●「(第二セットのみならず)第一セットでもチャンスはありました。おそらくゲームポイントやブレイクポイントが絡むゲームが5つはあったと思います。第二セットでスコアが均衡したのは"切り替え"がうまくいったから。第一セットではそれが出来なくて。多分それが問題だろうと思いますけれど。あまりにも厳しいショットを打とうとしようとするというか、、どういうことかというと40-0でリードするとこのポイントで終わらせないと彼女がすごいショットをいくつか打って盛り返してくると思い始めてしまう。第二セットはかなり競りました。5-4でリードをとったけれど、手首が痛くて、とはいえ5-4で迎えたゲームは取るべきでした。」:"I had chances in the first, as well. I mean, I had probably five games of game points and break points. Started with the first game. I think it just looked much closer in the second because I converted them. In the first I didn't. I guess that's what matters. But, yeah, I mean, I think I started trying too hard, because every time I got up 40-love I started thinking, I have to finish this point because she's going to come up with some big shots.
The second set did get very close. I think she was feeling it a little bit, obviously. Maybe the game at 4-3 could have changed it. Even though I went up 5-4, it's still my -- my wrist is very sore, but I think that game at 5-4 is the game I should have taken."

ミルザは手首が痛くて大変そうです。精密検査も受けるとか...かわいそう。外科手術的な治療より整体とか中国医学的なカイロプラクティックでなんとかなればいいと思いますが、ATPのトレーナーは西洋医学止まりで東洋医学的なトリートメント迄は対応していないとテニス友達の整体師から聞いたことがあります。それにしても、格上の相手とのゲームでリードしていている状況をどう締めくくるのか...次のポイントで切り返されるのでは...と思うあまりミスをやってしまう、僕も教えてほしいです。


日記 | 投稿者 D304 02:16 | コメント(0)| トラックバック(0)

ミカエル・ペルンフォルス(アウトバック・チャンピオンズ・シリーズ08)

3月14日。フロリダ州ネイプルズ。ミカエル・ペルンフォルス(スエーデン)がジョン・マッケンローに6-4、3-6、6-10で逆転負け。

言い訳:

●「ジョンと試合するのはいつも苦手です。過去数回の対戦のときよりも今日の彼の出来はとても良かった。彼はものすごくゆっくりとしたボールを打ってくる。すると突然僕のほうは調子がつかめずプレーさせられる羽目に陥ります。これはある意味とても難しいです。選択肢がありすぎる。もしも対戦相手がハードヒットしてくれればそれをハードヒットして返せばすみますから。」:"I always dislike playing him, He was so much better today than he was the last couple of times. He plays with so much off-pace. Now all the sudden I have to play off no pace, and it's kind of difficult. I have too many options. If they hit it hard, I hit it hard back."

●「左利きのサーブはいつも僕を悩ませてきました。ジョンが良いサーブを打ってプレースメントも良いとなればネットに出られてしまう、そうなると苦しいです。ネットに出てこられてしまうとジョンには選択肢がとてもたくさんあってチャンスをもっていかれてしまう。」:"Lefty serves have always bothered me, and when he serves well and places the ball well and comes into a net, it becomes a struggle for me. When he comes up close to the net, he has so many options, you have to take a chance."

"playing with off-pace" -マッケンローのoff-paceを駆使したこの試合、是非見てみたいです。
投稿者 D304 00:25 | コメント(0)| トラックバック(0)

ドナルド・ヤング(インディアン・ウエールズ08)

17日のインディアン・ウエールズのベスト16決め。ドナルド・ヤング(米)がナダルに1-6、3-6で完敗です。

言い訳:

●「こんなものではないですか。対戦相手はランキング2位で自分は86位くらい。振り返ってみると最初はかなり神経質になってました、スタジアムで2位とプレーするのは初めてのことで大観衆でしたし。もちろんたくさんの人の前でプレーするのは初めてではないですけれど、2位との対戦は初めてですから。第二セットに入って少しプレーが良くなって、いくつかチャンスもあったのですが心配しすぎてしまってミスショットをやってしまった。とはいえまずまずの出来だったと思いますよ。」:”It's okay. Played the No. 2 player in the world, so I'm like 86. But overall, you know, it was the first -- obviously I was really nervous, you know, first time playing No. 2 in the world on Stadium Court, a lot of people there. Not the first time I played in front of a lot of people, but it's first time I played No. 2 in the world. Second set I felt like I played a little better, I felt I had a couple chances, got a little overanxious and missed a shot. But overall I felt it was pretty decent."

●「(第二セットの最初の2ゲームを簡単に取れたのは)何か試したりせずとにかくサーブを入れたことでしょうか---彼はセカンド・サーブでネットを取りにくるような選手ではないですし...つまりボールを入れてプレーに入って、ポイントを取り始めること、ただでポイントをあげたりとかセカンドサーブをたくさん打つことにならないように心がけました。」:"Just get the serve in and not try -- he's not a player who's going to attack your second or serve like that, but... Yeah, just put it in play, start the point, don't just give free few points or a lot of second serves."


●「(第二セット2-4のナダルのサーブで0-30まで持ち込めたあとで2発連続ミスしたことについて)そのときプレッシャーを感じていたのかは分からないけれど、たぶんただ単純にそのゲームに勝ちたかったという思いだけでボールをきちんと打てなかっただろうと思います。ただボールを入れてプレーに入りたかった。原因をプレッシャーと言ってもらってもかまいませんよ--僕はそうは思いませんけれど。」:"I don't know if I was feeling the pressure, probably just wanted to win the game so bad that I didn't -- didn't hit the ball. I just wanted to put it in play. But I guess you can call it -- I wouldn't really call it the pressure, though."


●「ジュニア時代はほとんど誰よりも良いプレーをしていました。で、こんどはプロツアーに参戦して2位と戦うとなると自分は良い選手ではない、多分勝てない、けれどそれでもその試合を良いショーにする必要はあるんですよ。ただ試合してダンゴで負けるわけにはいかない、とはいえ既にそうしたことを一回やってしまったけれどね。そういう意味においていえば、第一セットで1ゲームでもとれたのには満足しています、ゲームを勝ち取るというのは違ったけれど。実際には今日の試合に勝ちたかったし良いプレーもしたかった、でもそうはならなかった、そうしたことが今日の試合でおきたんです。」:"When I'm playing juniors usually better most of them. So I go out here and play the No. 2 player in the world and you're not better, you're not supposed to win, but you want to put on a good show. You don't want to go out there and just get beat 0-0, kind of like I've already have happen.
I was really happy to get the game the first set, but it wasn't about getting games. I wanted to actually win the match and play well, but it didn't go that way, and that's what happened."

●「第一セットが終わったあとで、これで試合は終わったなとは思いませんでした。第二セットを始めてチャンスがいくつかあったときにはもし自分が十分良いプレーをしその調子をキープできるなら第二セットはとれると感じ、そうなるかどうか様子を見ようと思いました。」:"After the first set I didn't think the match was over. Once I started playing the second and had opportunities, I felt if I would have played well enough and kept playing my level I could have possibly won the set and just see wherever it would take me."

●「トップクラスの選手はただでポイントはくれないですね。感情もあまり見せないし。あとほら、彼らがコートに出てくるとオーラがあるでしょ。80位とか70位の選手とは違いますよ。存在感があって格下選手やジュニアとは大きく違いますね。そのうえ彼らの試合がテレビ放映されていることも大きい。」:"They don't give you free points, they don't show too much emotion. Or, you know, it's just the aura you feel when you go out there with the guys. It's different from somebody 80 or 70 in the world.
They have a presence on the court that's a lot different from, you know, a challenger player or junior player. And then you see them on TV all the time, so that definitely helps. "


言い訳的には「負けてもしょうがないよ」とあっさり感ただようコメントでしたが、こんなものなんでしょうか。英語的には自分より強い選手と対戦する際の心構えもいろいろあったので勉強になりました:"Just get the serve in"とか、 "just put it in play, start the point, don't just give free few points or a lot of second serves."等々おもいあたることばかり。
日記 | 投稿者 D304 02:50 | コメント(0)| トラックバック(0)

マグナス・ラーソン(アウトバック・チャンピオンズ・シリーズ08)

3月13日。フロリダ州ネイプルズで開催されていたシニアツアーですけれど、マグナス・ラーソン(スエーデン)がマイケル・パーンフォース(スエーデン)に6-7、6-7で負けてました。

言い訳:

●「苦しい試合で、最後まで調子をあげることが出来ませんでした。あきらかに今晩のマイケルは良いプレーをしていました。僕にも良いショットはいくつかありましたけれど、試合をとおしてボールをコントロールするようなことはなかった。」:“I struggled the whole match and was never able to get up, Mikael was definitely the better player tonight. I made some good shots, but did not have control of the ball throughout the match.”

現役選手とはひと味違うコメント内容ですね。より親近感を持てるといいますか...
日記 | 投稿者 D304 01:20 | コメント(0)| トラックバック(0)

アンディ・ロディック(インディアン・ウエールズ08)

日曜日のインディアン・ウエールズ。アンディ・ロディックがトミー・ハースに4-6、4-6のストレート負けです。

言い訳:

●「先月の好調さがあったからこそ、こうやって今日の記者会見にのぞむことはさほど苦にならない。先月があったからこそ、さほど落ち込まないし自身の喪失にもつながらない。 」:"It's a lot easier sitting here after this loss today having put
together the body of work I have over the last month, It's probably
easier to take and probably affects your confidence a lot less."

●「打ちたいように打てていました。第二セットのブレークポイントでセカンドサーブのリターンがうまくいかなかったとかそういった小さい問題はありましたけれど。この大会にあわせてきちんと調子を整えたのかどうかについては分かりません。負けたからといって自信を失ったとかそういうこともない。ボールも良く打てていました。ただもう少しのめり込む感じが必要だったし、大事なポイントで踏ん張る必要あった、今日はこうした点が実行できてなかった。」:"You know, I was hitting the ball the way I wanted to. It was just little things like second set missing the second serve return on break point, stuff that I haven't been doing. You know, I don't know if I adjusted to the changing conditions as well as I should have.
You know, but I don't think my confidence is really affected. I felt like I was hitting the ball well. I just needed to kind of get into it a little bit more and bear down on the big points, which I didn't do today. "

●「今日の彼のプレーはもちろん良かったです。20回とか25回とかいったラリーもありコート中走り回る感じでした。第二セットでブレークされてなかなか良いゲームをやっていると感じました。厳しいパッシングショットもいくつかありました。勝って当然の努力を重ねてきて今日まさにブレークしたとも思います。」:"He played well. He played well. We had some rallies that were 20-, 25-ball rallies, moving it around. I thought he played well today.
You know, to get broken in the second, I felt like I actually played a pretty good game. He was coming up with some serious passing shots. He deserved a lot of what came his way and got the breaks today, also. "

●「彼のサーブは確立高かったです。変なのですが、ファースト・サーブのリターンはとても良かった。セカンド・サーブのリターンについてはおそらく思うように打てていなかった。ここで練習していたときにもその問題で困ってました。サーフェスが紙ヤスリみたいで、打った後にコートが一瞬ボールを診察しているような感じがある。今週はリターンが良くなかったですが、特に優勝したドバイでは早いサーフェスだったのでボールもう少し来る感じがありました。」:"He served a high percentage. It's weird, first serve returns I was hitting them well. Second serve returns I probably didn't hit them as well as I wanted to.
I struggled a little bit during practice this week with second serve returns. The court is almost comparable to a piece of sandpaper, so they hit and check up. I was out in front of a lot of returns this week, especially coming off of Dubai, which is a slicker surface so they're coming to you a little bit more.
I struggled with that this week in practice and I don't know if I ever really got comfortable on second serve returns. "

"Get Into It"とか"Bear Down"とかがんばるって言ってもいろいろ表現あり、使えそう。
日記 | 投稿者 D304 02:23 | コメント(0)| トラックバック(0)

ジミー・アリアス(アウトバック・チャンピオンズ・シリーズ08)

3月13日。ジミー・アリアス(米)がジョン・マッケンローに6-7、6-2、6-10でフルセット負け。

言い訳:

●「今晩はバコバコ打ちまくりました。バックハンドは絶好調でしたし。今日の試合展開には満足しています。」:“I was ripping ground strokes tonight. My backhand was really good for me. I was happy with how I played.”

●「あれ(第三セットのスーパータイブレーク4-8で打ったスマッシュがアウトとコールされたことについては)は本当にイライラさせられました。あのミスのおかげでチャンスを逃してしまった。あんなもので自分を悩ませるべきではないんですけれど、きちんと組み立てたポイントでまさにスマッシュを打とうとしているそのときに声が聞こえたんですよ」:“That actually really did annoy me. I did miss because of that, I shouldn’t have let it bother me. But I’m getting set up, and right as I was going to hit it, I heard it.”

●「今日の試合内容については満足しているほうです。ちょっと試合中になにか言いましたけれど悪いというほどのものでもなかった。興行としてはいいのではないですか。いいポイントもたくさんあったし、観衆も喜んでましたから。」:“I was happier with the way this match, I said a few things, but it wasn’t bad. I think the match was a success. We had a lot of good points, the crowd liked it.”

場所はフロリダ州ネイプルズ。リゾート地域というか引退した方も多いようです。アリアスがストロークをrippingする光景もこれまた懐かしい...中年にもなってあんな打ち方が出来るものなのか見てみたいですね。それと、マッケンローのアリアスに対するコメントなど読む限りでは必ずしも二人は友好的な関係にはないようです。わかるような気もしますが。

日記 | 投稿者 D304 09:39 | コメント(0)| トラックバック(0)

トッド・マーティン(アウトバック・チャンピオン・シリーズ08)

インディアン・ウエールズの最初の週、フロリダでは引退選手達がラウンドロビン形式の興行中です。

3月12日。アンダース・ヤリード(スエーデン)がトッド・マーティン(米)に6-7、3-6負け:

●「とても競合した試合でした。第一セットはどちらにいってもおかしくなかったですし、第二セットも試合内容的に均衡してましたが、トッドの方にチャンスが多かった。」:“It was a very competitive match. The first set could have gone either way. The second set was close, but Todd just had more chances.”

なつかしい。
日記 | 投稿者 D304 04:16 | コメント(0)| トラックバック(0)

アメリ・モレスモ(インディアン・ウエールズ08)

砂漠の風が吹き荒れるインディアン・ウエールズ。金曜日。アメリ・モレスモはエディナ・ガロビッツ(ルーマニア)に6-2、6-4で初戦突破しましたが、試合後半でペースダウンしてしまったことについてコメントしています。

言い訳:

●「第二セットの4-1リードまではゲーム展開を制したものの、その後少し調子が落ちてしまったために彼女を立ち直らせてしまいました。こうした展開は今日の試合でもそれから今後の試合においてもあってはならないもの。良くあることですが一度対戦相手を立ち直らせてしまうと、試合展開は難しいものとなり何でも起きてしまいます。」:"I thought I was dominating (the) second set until 4-1, and then I went back down a little bit and let her come back into the second set, that's the kind of thing I have to erase from the game and from the matches I will have to play later. Because typically you put the opponent back into the match, and then it's difficult and anything can happen."

●「肉体的には - これは昨年のことですけれど - シーズン中ずっと体調が悪く、自信を取り戻せず、なんというか楽な時期ではなかったです。本当にもがき苦しんでいて...精神的にもイライラしていたし、いろんな疑問が湧いてくる...かつての自分のプレーを再び見つけることが出来るのか?ってね。」:"Physically - I'm talking 2007 here - I really didn't feel good at all throughout the whole season, so it doesn't help (your) confidence, you know," she said. "It was not an easy time for me, I definitely struggled a lot ... and a lot of frustrations and a lot of questions (came) up: ... Am I going to be able to find that level again?"

モレスモ、今は27位だそうですがいまだ復調途上といった感じなのでしょうか。自信なさげなコメントが心配ですが、実際にはすさまじい砂漠の風が吹き荒れる中で戦ったのだからよく持ちこたえたと自画自賛してもいいような気がします。対戦相手を立ち直らせてしまう状況についてもいろいろな表現してくれました。そういえば、錦織さん本戦一回戦負けについては英語圏ではほとんどニュースになっていません。サフィンの一回戦負けはさすがにニュースになってますが、敗戦の弁はみあたりません。
日記 | 投稿者 D304 22:54 | コメント(0)| トラックバック(0)

ガエル・モンフィス(ドバイ・オープン08)

インディアン・ウエールズの男子本戦の一回戦も始まりました。まだ言い訳している選手がいませんが、先週のドバイ・オープンで故障から復帰を果たしたガエル・モンフィス(フランス)がトマス・ベルディフ(チェコ)に3-6、2-6で負けたときのコメントをご紹介します。尚、モンフィスは一回戦でアンチッチと14日・金曜日に対戦予定です。

言い訳:

●「この試合の結果についてはそれほど重要ではなかったです。コートに立って試合の感を取り戻すことが大事だったので。長い間戦線離脱していたあとの最初の試合としては満足しています。」:“The result was really not that important, the idea was to get out there on court and get a feel of a competition match. I am pleased with the way I have played my first match after such a long time.”


ちなみに、今月末にも自らのツアー復帰成功談を出版するヴィンセント・スペーディア(米国)は、木曜日の一回戦でロビー・ジネプリ(米国)に1-6、1-6であっさり敗退してます。せっかくの販売促進のチャンスだったのに残念でした。
日記 | 投稿者 D304 04:14 | コメント(0)| トラックバック(0)

アシュリー・ハークルロード(インディアン・ウエールズ08)

インディアン・ウエールズ(米国カリフォルニア州)の女子本戦が水曜日より始まりました。アシュリー・ハークルロード(米国)は一回戦でタティアナ・ペレビニス(ウクライナ)に6-2、6-0で快勝しましたが、昨年とおととしの同大会での敗戦についてコメントさせられてます。

言い訳:

2006年の2回戦でダベンポートにダンゴ負け:
●「彼女はどんな相手にもこっぴどく勝つことが出来ますから、まあドロー運が良くなかったんでしょう。」"She can pretty much beat anyone badly, so that wasn't the best draw,"

2007年。バシリサ・バルディナ(ロシア)に0-6、0-3でリタイア:

●「去年のときはひどい病気でした。出来ることは何もなかった。試合当日の朝は調子良かったですが、なにしろものすごく暑いでしょ。インディアン・ウエールズでプレーするならとにかく体調を良くしておかないと。」:"I was so sick last year. There was nothing I could do about it, I felt all right in the morning, but it's so hot here. You have to feel good if you play here."

このスコアと言い訳だけでは、メンタルにいろいろ大変な人なのかしら、、と思わせますが、米国フェドカップのメンバーとしてはいい戦績を残し昨年末くらいから調子を上げている選手として知られているようです。今回は精神的に強くなったことをこんな風にアピールしていました:「誰だってひどい試合を経験した同じ場所に戻ってくるのは好きじゃないですが、今日はまったくそんな風に感じませんでした。年を重ねて精神的にも大人になったので以前よりそうした感情をうまく扱えるようになりましたから("Sometimes when you sort of have a bad experience, you don't like coming back to that same place, I didn't feel that way at all today. As I get older and mature, I can handle things better.")。
日記 | 投稿者 D304 03:36 | コメント(0)| トラックバック(0)

パティ・シュナイダー(バンガロール・オープン08)

3月10日。バンガロール・オープン(インド)の決勝戦でパティ・シュナイダー(スイス)がセレナ・ウイリアムスに5-7、3-6で優勝を逃してました。

言い訳:

●「第一セットはどっちに転がってもおかしくなく、彼女は困難な状況からよく脱したと思います。」"The first set could have gone either way, she served herself out of trouble."

●「5-5まで持ち込めて満足しています。彼女はすばらしい集中力をみせていたし、私のゲームを展開してベースラインからの打ち合いに持ち込むことを厳しくさせていました」:"I was happy to take Serena to 5-5, she showed great focus, she made it tough for me to play my game and the rallies I like."

●「第二セット3-0でリードしていたのに、どういうわけか私のエネルギーのレベルが落ちてしまって、多分スイスにでも飛んで行ってしまったんでしょう。そういうことは起きるべきではなかったのですけれど。」:"Three-one up in the second, somehow my energy level went to Switzerland maybe. That shouldn't have happened. "

●「エネルギー・レベルが落ち込んでしまった理由は分かりません、なぜだったのか考える必要がありますけれど。自分の集中力は高かったものの、セレナのような強い相手とプレーするときには、そうしたものは消えてしまうことだってあると思います。」:"I don't know the reason, I need to think. My concentration was high, but when you are playing a champ like Serena, it's gone."

●「今日の彼女はすばらしい対戦相手でした。」:"She was a great opponent today."

●「今日の自分のプレーには満足しています、特にフォアハンドがよかった。でも彼女もサーブとラリーがすごく良かった。偉大なチャンピオンに負けたということです。」:” I was really happy with the way I played today, especially my forehand, but she was serving and rallying really well too. I lost to a great champion."

●「セレナのようなチャンピオンとプレーする際には自分のベストプレーで臨まなければならない。」:“When you’re playing a champion like Serena, you’ve got to be at your best.”

● 「彼女はものすごく集中し厳しいプレーをしており、いくら5-5になっとはいっても自分のゲームをプレーをするのは困難でした。」:"Serena was really focused, she played tough and it was difficult for me to play my game even when I was 5-5.”

:)

日記 | 投稿者 D304 02:17 | コメント(0)| トラックバック(0)

サンプラス(マジソンスクエアガーデン08)

3月10日(月曜日)。マジソン・スクエア・ガーデンで開催されたエギジビション・マッチ。サンプラスがフェデラーに3-6、7-6、6-7でした。

言い訳というかコメントの数々;

●「(第三セット5-2でリードしていたときは)もうあとほんのちょっとで勝てると思いました。」:``I thought I had him there for a split second.''

●「ロジャーの動きはすごい、ランニングショットもすごいし、サーブもとてもいい、ネットには出たいときに出て来れるし、ベースラインにとどまることも出来る。彼のファアハンドは現代テニスゲームにおいて最も素晴らしいものだと思います。メンタルな面でもベストですし。``Roger moves great, he hits the ball great on the run, he serves very well, he can come in if he wants to, stay back. He possesses the best forehand in the game. He's got the best mind out there.''

●「彼の動きは信じられないくらい素晴らしい - 走りながらどうしてあんなショットが打てるのだろかと思うほどです。僕もかつては早く動けるほうでしたが彼の動きはすごい。この点が他の選手との決定的な違いでしょう。彼はテニスに必要な全てを一式フルセットで持っているようなものです。彼に出来ないプレーが無い。ほんとうに素晴らしい。」:``His movement is incredible - what he's able to do on the run. I've played quick movers before, but he moves great. That's what separates him from the rest. He has the whole package. There's nothing he can't do. It's really incredible.''

●「今晩は出来うる限りギリギリまで自分をプッシュしましたよ、でもこういうゲーム内容になったのもやはり彼が世界一のプレーヤーだからでしょう、たしかに少しは悔しいけれど。もう少しという場面はありましたが、ものすごいパッシングショットで持ち直されてしまった。」:"I pushed as hard as I could tonight, but that's why he's the best player in the world, sure, I'm little disappointed. I had the match on my racket but he came up with some great passing shots. All credit to him."

●「最初の3ゲームでは心臓がバクバクしてしまいました。覚えておいて欲しいんですけれど、もうこんな試合はやりません。」:"My heart was nervous for the first three games, remember, I don't do this anymore."

●「彼は謙虚なチャンピオンです。彼は無作法ではないし、いらいらさせるようなこともしない人です。性格といいプレースタイルといい僕にとってはお気に入りの選手です。そのうえ彼は対戦した相手に恥をかかせるようなこともしない。冷静さを失うこともないですしね。そんなの退屈だと言う人もいるけれど、僕は好きですねそういうの。:「"He is a humble champion," Sampras said. "He's not brash or abrasive. He's my sort of player with his character and the way he plays. He doesn't show up his opponent. He doesn't lose his cool. Some people might call that boring but I love it."」

●「ロジャーは僕とプレーするよりも心配しなければいけないもっと大事なことがありますから。」:"Roger's got more important things to worry about than playing me."

●「第二セットをとれて嬉しいです、観客の皆さんにもっとテニスを見てもらえたわけですし。もちろん勝って終わらせることが出来なかったのはちょっと残念です。」:"I was happy I took the second set so we could give the crowd more tennis, I was a little disappointed I didn't come up with the win."

マジソンスクエアガーデンに約2万人の観衆を集めたそうですがこれはビッグ・ビジネスですね。しかも平日・月曜日の晩。興行サイドにはあのイワン・レンドルもいるそうで、彼もいつのまにやらビジネスマンに変身していたようです。

"brash or abrasive"という言葉には思うところあります。素人テニスの世界でもこういうタイプの人はたまにいるので嫌な思いをすることもありこれまでどう表現したらいいものかな、、と思っていました。なるほど。
日記 | 投稿者 D304 03:11 | コメント(0)| トラックバック(0)

ブライアン兄弟(テニスチャンネル・オープン08)

米国ラスベガス。テニスチャンネル・オープンのダブルス決勝戦。ブライアン兄弟がベネトー/ロドラ 組(フランス)に4-6、6-4、8-10で敗退です。

言い訳:

●「すごいビッグ・サーブでした。かなり早い段階でブレークされてすっかりリズムにのられてしまいました。ぼくらもとどまろうと努力しました。いいゲームもありました、ブレークもあったし、スーパータイブレークにも持ち込むこともできました。スーパータイブレークのときの試合内容もかなりハイレベルだっと思います、明らかに彼らがほんの数ポイント多くとって勝ちをおさめたわけですけれど。今日は負けたとはいえ、インディアン・ウエールズに向けて自信になりました、次の試合が楽しみです」(ボブ)。“They served really big. They got the momentum really early with the break. We were clawing to stay in it. We played a good game to break, to get to the super breaker. I thought it was a high quality super breaker, but they obviously won a couple more points than we did, but we got some confidence going into Indian Wells so we're looking forward to getting back on the courts.”

● 「また決勝進出できて良い感じです、もちろんがっかりしてますけれど。試合を振り返ってみると、ほんのの少しですけれど違うやりかたも出来たかなとは感じてますが、年間通じて調子はあがってきているのでインディアン・ウエールズでの初タイトルを目指します。」(ブライアン):“It feels good to make another final, obviously we're disappointed. We felt we could've done a few things different, but we're building the year, and we're looking for our first title in Indian Wells.”

ダブルスとシングルスはまったく違うゲームのように思っていましたが、言い訳的にはシングルスとそう変わらないみたいですね。 ”clawing to stay in it.”なんてパワフルで長身のプレーヤーを相手にヒーヒー言いながらダブルスするときにはとても実感できる言葉ではあります。
日記 | 投稿者 D304 02:17 | コメント(0)| トラックバック(0)

フェリシアーノ・ロペス(ドバイ・オープン08)

3月8日。ドバイ・オープンの決勝戦。フェリシアーノ・ロペス(スペイン)がアンディ・ロディックに7-6、4-6、2-6で善戦およばず敗退しました。

言い訳:

●「とても残念です。最初の2セットのプレーはほとんど完璧だったと思いますが、第二セット・4-4でやってしまった2つのミスは大きかった、そして第三セットでは少し疲れを感じてました。彼のリターンはすごくいいし、ベースラインからの打ち合いもよかった、そういうこともあってポイントをとることが厳しかったです。」:“I’m very disappointed, I think I played almost perfect the first two sets. Two mistakes at 4-4 cost me the second set, then in the third I was feeling a little bit tired. He was returning my serve much better and playing better from the baseline, so it was tough for me to win the points."

●「もちろん、第一セットをとったので試合に勝てるチャンスおおいにありと考えるものですが、アンディがそこであきらめるようなことはないと確信していました。彼のサーブは物凄かったし、何もあげないぞという気迫がありました。」:“Of course when you win the first set you always think you have a good chance to win the match, but I was sure that Andy wasn’t going to give up and he was serving huge and he was not going to give me anything.

●「でもトップ10プレーヤー3人に勝ったことは、一週間では普通起きえないないことですから、今週の自分のゲームについてはとても満足しています。願わくば、今シーズン全般に良い影響が出るといいのですけれど。」:“But I beat three top 10 players which is unusual in one week, and I’m so happy with my game this week. Hopefully this is going to help me out for the rest of the season.”

完璧なプレーをした相手を讃えるなら "you're not going to give me anything."ですね。でも、ロペスの場合は第一セットを勝ち取ったわけだし、この試合のサービス・エースの総合数では24対22と上回っているそうですから、もっと強気な発言してもよさそなものですが、謙虚な人なのかもしれませんね。ノーシードでランク的には格下ということももちろんあると思いますけれど。
日記 | 投稿者 D304 05:21 | コメント(2)| トラックバック(0)

ノバク・ジョコビッチ(ドバイ・オープン08)

ドバイ・オープン。ノバク・ジョコビッチがアンディ・ロディックに4-6、6-4、5-7で決勝進出を逃しました。

言い訳:

●「試合の立ち上がりで神経質になってしまってリターンが良くなかった。もちろん彼は今のテニス界でも最強のサーブをもっていることを考えれば(自分の)リズムに乗るのは簡単ではないわけですけれど。」:“I came up nervous in the match from the start, I didn’t return well, although of course considering he has the strongest serve in today’s tennis it’s not that easy to get the rhythm."

●「サーブをキープしようと心がけて第一セットではそれはうまくいきました。ブレークポイントもいくつか握りましたがそこでも彼のサーブがやはり良くて、つまり自分にもチャンスはあったけれどもその機会を利用しませんでした。そこで差がついたと思います。もし第一セットを取っていれば勝利はどちらにでも転んだ試合でした。」“So I was trying to hold my serve and I was doing it pretty well in the first set. I had a couple of break points but he served out well, so I didn’t use my opportunities that were given to me. That was the difference. It could go either way if I won that first set.”

●「審判というのは大きい声を出すものでしょう、ネズミにでも話しかけるみたいにではなくてね。会場には一万人の観客がいたわけだし小さい声では聞こえないですよ。しかもそれ大事なポイントでしょう。」:"The umpire is supposed to speak loud, not as though he were speaking to a mouse, There are ten thousand people in there and I didn't hear it. It was an important point."

●「神経質だったのは非常に早いコートでプレーをしたから。あのサーブを全力投じて返さなければならなかったことが神経質になった理由です。」"I was nervous because we were playing on a very fast court and he is going to rely on his service. I had to get back his service as much as I could, which is why I was nervous."

●「彼は非常に頭の良いプレーをしていました、これは勝つに値するものでしょう。」:"He was really smart, he deserved it."

ジョコビッチの言い訳の背景には、第一セットのセットポイントがかかったロディックのサーブで審判が一度はレットとしたのに両選手にはその声が聞こえなかったことがあるようです。”

"coming up nervous”とか”It could go either way”とか正直な気持ちだと思いますがさすがジョコビッチ、強気ですね。悔しさが滲んだ表現でなかなか良いと思いますが、これ実際に素人が使ったら「ふん、そんな言い訳して」とニヤっとされそう、、。
日記 | 投稿者 D304 03:30 | コメント(2)| トラックバック(0)

ラファエル・ナダル(ドバイ・オープン08)

ドバイ・オープン木曜日のナイトゲーム。ラファエル・ナダルがアンディ・ロディックに6-7、2-6でストレート負けで準決勝進出を逃しました。

言い訳:


●「自分のサーブのときにものすごいプレッシャーですよ。つまり、ブレークされたら今日の彼の調子ではブレークバックするチャンスがほとんどないわけですから。」:“You feel a lot of pressure when you are serving because if you lose any serve, the way he was serving tonight it’s tough.”

●「でもある意味においては、今晩の自分のゲームについてはがっかりしていません。悪いプレーはしていませんでしたから。もちろん重大なミスもやってしまいましたけれど、初回戦の頃よりよい感じでこの大会を終わらせることができたわけで、ポジティブにとらえていいんじゃないでしょうか。」:"But in a way I am not disappointed with my game tonight. I didn’t pay bad. True I have some important mistakes, but I end the tournament better than I start and that’s always a positive thing.”

●「大事なポイントで彼がフォアを打ったときに随分とエラーをやってしまいました。」:"I made too many errors on his forehands on crucial points."

●「ビッグ・サーバーに対して勝ちたいのならば、とにかくボールを入れなくてはいけないのに、その点今日の自分の出来については残念です。」:"Against a big server you have to put these balls in if you want to win, It's disappointing for me today."

師匠ジミー・コナーズがコーチを辞任したのがこの大会の1週間前だそうですが、、もう教えることが無くなったからなのでしょうか、、年とると飛行機乗るのも楽じゃないですしね(ご苦労様でした)。コナーズがいないならロディックの練習コートには人が前よりは集まらないかも。

ナダルが言っているビッグ・サーバー対策については素人でも同じ。put the ball inは使えます。
日記 | 投稿者 D304 03:12 | コメント(0)| トラックバック(0)

アンディ・マリー(ドバイ・オープン08)

ドバイ・オープンの4決め(3回戦)。アンディ・マリーがニコライ・ダビデンコに5-7、4-6で負けました。

言い訳:

●「少しがっかりしています、チャンスはずいぶんありましたからね。とくに第一セットの最初の頃にブレークポイントをいくつか握ったし、それもダビデンコのようなプレーヤーにですよ、ひとたび彼がベースラインからの打ち合いに馴染んでしまったらもう勝つことはとても厳しくなりますから。」:“I’m a bit disappointed purely because I had a lot of chances, early in the first set I had a couple of break points, and against someone like him, once he starts to get comfortable from the baseline, he’s really tough to beat."

●「第二セットで良いスタートを切ることが出来たのに、(肝心の)自分のサービスでひどいゲームをして落としてしまいました。自分のショットについてはそれほどがっかりしていません。ほんの少ししかなかったチャンスをものにしなかったことについてはちょっとがっかりしていますけれど。過去数ヶ月、ブレークポイントに直面した際のサーブがとても良かったのに、今日はどうだったかといえばファーストサーブをずいぶんミスしましたし、せっかくのブレークポイントで簡単なポイントすらとっていませんでした。でもショットそのものは昨日よりも良いです。」:“You could do with getting a good start and I did that in the second set, but I played a bad game to lose my serve. I wasn’t so disappointed the way I was hitting the ball. I was just disappointed I didn’t take the chances that I had because I had quite a few. The last few months when I’ve been facing break points I’ve served really well, and today I missed a lot of first serves and didn’t get a lot of cheap points on the break points. But in terms of the way I was hitting the ball it was better than yesterday."

●「今日の試合において最も大事なワン・チャンスは第一セットの第2ゲームでした。トップクラスの選手に対しては、試合の早い段階で自分の実力を見せつけてそのままプレーを続けることが出来れば当然気持ちも落ち着いてくるものだし、対戦相手は状況を良くしようといろいろ試そうとして特にドバイではボールがかなり飛びますからミスも出始めるわけです。」:“For me the most important one chance was the second game of the match. I think against a top player if you can stamp your authority early and get ahead, you’re obviously going to start to relax and they’re going to try and up their game, and especially here where the ball flies they can start to make mistakes.”

フェデラーの「だから言ったでしょ」といった感じの声が聞こえてきそうですが、、、"getting comfortable"については利用頻度が高いように思います。サーフェスや気候ばかりでなく特定のプレーヤーの性格的なことまで使える対象範囲は広いです。とりあえず”馴染む”としましたがメンタルな意味合いもあるように思いしっくりした日本語がどうも無いような気がします。それに、"stamping authority early and get ahead"も含蓄あるお言葉。自分より格上のテニスプレーヤーと試合をするときには是非心がけたいです。あと、"authority"をスタンプを押すようにバチッと示すというのは僕の場合はどうも苦手なのですが、まあ必ずしも拳を振り上げたり「yeah!」とかって叫ぶだけの話ではないでしょうから、梅プレーヤーなりに何か出来ることはありそうです。

日記 | 投稿者 D304 03:41 | コメント(0)| トラックバック(0)

サフィン(テニスチャンネル・オープン08)

ラスベガスで昨日より始まったテニス・チャンネル・オープン。サフィンヒューイットに2-6、1-6で初戦敗退しました。

言い訳:

●「自分のリズムを取り戻せていません。もちろんヒューイットのような相手とプレーするのは厳しいですし。」:``I'm out of rhythm, so of course it's tough to play with someone like Lleyton Hewitt.''

サフィンのコメントはこれだけした。

「out of rhythm」:調子さえ良ければもっといいプレーが出来る。これくらい自分に自信を持って試合したいものです。今度負けたときに使ってみます。サフィンのファンは友人にも多く、テニス界の役者の一人なのでもっと活躍して吠えてもらいたいですね。この時期のラスベガスは日差しこそ強いものの、夜ともなれば砂漠特有の寒さもあり、気圧の関係だってあるししかもアウトドア。夜の部ともなると7時や8時スタートでしょうから、、、選手でなくても早く暖かいお家に帰りたい気分です。時折とても上手な友人から夜のテニスに誘われるのですが、、どうもお日様が出ていないと感触がちがいますし、ボールも昼よりも早く感じてパワー不足の私としてはやる気がいまいちです。
日記 | 投稿者 D304 03:16 | コメント(0)| トラックバック(0)

ロジャー・フェデラー(ドバイ・オープン08)

ドバイ・オープン初戦でアンディ・マリーに7-6、3-6、4-6で負けたロジャー・フェデラー。こんなこと言ってます;

●「タフな試合でした、明らかに。ドローというのはいつだって厳しいものになるものですけれど。タフな試合になるだろうことについては最初から分かっていました。彼は今シーズンすでにたくさん試合をこなしているわけだし、僕のほうは明らかにエンジンが暖まってない状態でのぞんだわけですから。」:"Tough match, obviously, it was always going to be a tough draw. I knew that from the start. He’s played many matches already this season whereas obviously I come in a little bit cold."

●「この試合にのぞむにあたってそんな高い期待をもっていたわけではないです。あきらかに十分試合をしていなかったし、いろんな期待をもってこの試合にのぞむべくもないわけです、実際のところはね。でも、初戦突破するものと皆さん思っていたんでしょうね、対戦相手のランキングが低かろうがトップ10だろうがね。」:"My expectations are not sky-high at this point. Obviously I haven’t played much so you don’t go in with any expectations, actually. You hope to get past the first round, no matter if it’s a guy with no ranking or a guy ranked basically in the top 10."

●「もちろん、もう少しやりやすいドローだったらよかったのにとは思います、でも負けたとはいえ自分のプレーはそこそこ良かったかなとも感じてます。そんなに悪い試合ではなかったのが今晩唯一ポジティブなことかな。」:"Of course I wish I would have maybe had a little bit easier draw, but under the circumstances I felt I played okay. It wasn’t a bad match, which is the only positive thing out of tonight."

●「(質問されているとおり)当然もっと良いテニスができたのに、、とは思いますけれど、それよりも素晴らしいショットで勝った相手を認める必要があると思います。何度もひどいフォアハンドを打ってしまって、少しさびついてきた感じを試合中に何とかしなければならなかったとは思います。こういうことは起きてしまうわけで、いつもならそれでも試合を切り抜けていきますが、今晩についてはそうもいきませんでしたね。」:“I definitely could have played much better tennis, but then again you’ve got to give credit to the guy who beat you and came up with the shots. I played some awful forehands many times. I think that really had something to do with being a bit rusty. That happens and I usually come through those matches, but not tonight.”

●「ミスしたフォアハンドはだいたい23メートルぐらい狙ったところかはずれてしまって、これでは勝つのは不可能でしょう。今日は彼に僕の失敗をプレゼントしました。」:"Missing forehands by two or three meters -- it's just not possible, I gave him the mistakes today."


●「初めて彼と対戦して以来、彼は自分のゲームの内容をそれほど改造してきたとは思えません(おどろき)。もしもいまのプレーのままでやっていこうとするなら、今後数年のうちにプレーの内容を相当密にしていく必要が出てくるでしょうね。コートの相当後ろにポジションを取っているので、これではかなり走らないといけないわけで、対戦相手のミスを待っている傾向があります。」:"I don't think he has changed his game a whole lot since the first time I played him and I really thought he would have done, He is going to have to grind it very hard in the next few years if he is going to play this way. He stands way behind the court. You have to do a lot of running and he tends to wait for the mistakes of his opponent."

●「この試合ではミスショットをプレゼントしたわけですが、私の15年間のキャリアにおいては、対戦相手がミスするのを待つというよりはもっとポイントを取りに行くことに目を向けていたしそうすることでうまくいったわけです。もちろん、将来のことなんて誰もわからないわけだし、彼が我々皆を驚かすことになるかもしれませんけれど。」:"I gave him the mistakes but overall, in a 15-year career, you want to look to win a point more often, rather than wait for the other guy to miss. That's what's served me well over the years, But who knows, he might surprise us all."

●「彼のプレーは良かったし、重要なポイントでがんばってました。」:"He played well and hung on when it mattered."

フェデラーだって人間なんですね(しみじみ)。要はマリーのテニスは「しこい」と言ってるんですね。ギルバート仕込みのUgly Tennisがいよいよ完成の域に入ってきたのでしょうか。
日記 | 投稿者 D304 07:33 | コメント(0)| トラックバック(0)

ソデルリング:2週連続決勝負け(メンフィス・オープン08)

ロビン・ソデルリング(スウェーデン)がスティーブ・ダルシス(ベルギー)にメンフィス・オープン決勝で3-6、6-7負け。

言い訳:

●「厳しい試合でした。ロッテルダム・オープン決勝進出に続いて2週連続の決勝戦でひどい試合をしてしまったことは少し恥ずかしいと思っています。」:"It was tough, just a bit of a shame that I played my worst match in the final two weeks in a row."

●「今週はなかなか良いプレーをしたと思います。今日ですら悪いプレーではなかったわけですが決勝前の試合でもっと良いプレーをしていました。たぶん、彼が自分に悪いプレーをさせたというか、、彼のプレーがすばらしく良かったわけですけれど。」:"I think I played some really good tennis this week. I didn't play bad today either. I played a lot better in my other matches. Maybe he made me play bad as well. ... He played really well."

●「勝つことが出来なかったのは、彼からはチャンスを何も与えてくれなかったから。すべてのポイントで自分からチャンスを作らなければならなかったので、それはとても大変なことでした。」:"I couldn't afford that because he wouldn't give me anything, I had to do every point, so it was tough."

●「彼はとても良いプレーをしていました。サーブでのミスはほとんどなかったし、予想していたよりもはるかに彼のプレーが良かった。」:"He played really well, he didn't miss much on his serve, much better than I expected him to do."

●「ここ数週間続けてたくさんの試合をしました。やはり良いプレーをしたいなら試合をこなすしかない。試合に勝つことが自信を深めるための最良の策ですから。」:"I've played a lot of matches in the past weeks, playing matches is something you have to do if you want to do well. It's the best thing for the confidence to win matches."

「Maybe he made me play bad as well. ... He played really well.」ー この言い訳は自分を責めることもなく気持ちよく使えそうだし、「I couldn't afford that because he wouldn't give me anything.」は、自分より上手なプレーヤーと試合して負けたときに便利な感じします。この大会でロディックがソデルリングに負けたときの言い訳で「ソデルリングは俺に勝ったくらいだからこの大会に優秀するだろう、、」と予言してましたが、今となってはあれも負け惜しみというかプライドのなせる発言といったところなのでしょうか。このあたりがいかにもロディック。
日記 | 投稿者 D304 02:59 | コメント(0)| トラックバック(0)

リュビチッチ(ザグレブ・インドア’08)

ザグレブ・インドア(PBZザグレブ・インドア。クロアチア。)の決勝戦。イヴァン・リュビチッチがセルジ・スタホフスキ(ウクライナ)に5-7、4-6です。

言い訳:

●「彼のプレーがすべてにおいてとてもしっかりしていたし、リターンが良かった。」:"He played very solid from all over the court, had very good answer to my serves."

●「自分よりも彼にとってより多くのチャンスがあったし、勝って当然でしょう。」:"He had more chances than I had and deserved to win."

●「ATP大会で初めて決勝を戦うためにすばらしいテニスをして、彼がここまでこれたのにはきちんとした理由があることを証明しました。でも、いつも言っていることですけれど、決勝に残ること自体がすばらしい成果です。」:"For the first career ATP final he played awesome tennis and proved that there was the reason why he advanced so far. But as I always say, to be in the final is very good achievement"

●「セルジは信じられないくらい良いプレーをしてました、予選で負けてからというのもカルロビッチ、ティプサレビッチ、ボレッリ、そして私を相手に素晴らしい試合をやってまさに絶好調でした。」:"Sergiy played unbelieveable, Since he lost in qualies, he played some fantanstic matches, (against) Karlovic, Tipsarevic, Bolelli and myself and he was just too good."

●「すべて試みましたけれど、うまくいかなった。」:"I tried everything and didn't work."

●「ATP初優勝は彼にとって良かったけれど、この決勝の内容について自分も満足しています。調子が良くなっている感じがあるし、フォームもより安定してきて戻りつつあるところで次はマスターシリーズ。過去2年インディアン・ウエールズでは良いプレーをしていたので今回も上手くいくよう願ってます。」:"He won his first title and it's great for him but I am also happy with the finals. I am feeling good and hope my form is going to come back more consistently and now with the Masters Series coming up, the last two years I've played well there and hope to play well again."

ATP Player Council presidentとして選手からも尊敬されている存在だけあって発言内容もバランスがとれた感じがしますね。
日記 | 投稿者 D304 04:02 | コメント(0)| トラックバック(0)

アンディ・ロディック撃沈

メンフィス・オープンの準々決勝戦。アンディ・ロディックがロビン・ソデルリング(スエーデン)に6-7(タイブレーク6-8)、3-6で負けました。

言い訳:
●「ソデルリングのプレーが良かったですね、もしも自分がこの試合に勝っていれば優勝するチャンスもかなり高いと思っていたくらいですから、彼が優勝するのではないでしょうか。」:"He played well and I thought if I would have gotten through that match, I've had a good chance of going the whole way, I certainly think he's going to go all the way."

●「ソデルリングのインドア大会での対戦成績を見ればわかるでしょう。たしか勝率は3勝1敗(75%)以上だっと思いますけれど、これがアウトドアになると50%くらいでフラフラしているはず。これは絶対偶然ではないと思いますけれど。」:"You look at his career record indoors. I think he's over 3-1 in wins to losses. Outdoors, I think he's flirting with .500, I definitely don't think that's coincidence."

●「彼のトスを見たでしょう、(ボールが屋根に穴をあけて)雨がふってくるくらい高いもの。さしずめアウトドアなら風が少しふいて、あの大きなフォームだと、、風が影響するとねえ、でも今晩はインドアでしたから。もちろん彼は世界有数のインドア・プレーヤーの一人だと思いますよ。」:”You see his toss, it almost brings rain. You add a little bit of wind to that, he has a huge swing, you add a little bit of wind conditions to that ... we played indoors tonight. There's no doubt he's one of the best indoor players."

記者会見ではいつもすこし挑戦的な発言をしてくれるので読んでいて楽しいのがロディックです。世界トップ10に長いこといながらなかなか1位になれない、でもマッケンロー以来の愛国的選手としてアメリカを引っ張るスター選手。最近は錦織さんに挑発的というか貫禄不足なことを言ってみたりしてちょっと失礼じゃないのと一部のメディアからは揶揄されたり。師匠コナーズも若い頃はかなりやっていたようですけど、どうなんですかね、、そのうち丸くなるのかしら。
日記 | 投稿者 D304 04:08 | コメント(0)| トラックバック(0)

ジュスティーヌ・エナン(ドバイ・オープン08)

ドバイ・オープン(the Barclays Dubai Tennis Championships。UAE)の準決勝戦。 ジュスティーヌ・エナン が 3時間かけて フランチェスカ・スキアボーネ (伊)に6-7、6-7で敗退しました。

言い訳:

●「相手のプレーが良かったのに、自分のほうはチャンスを利用しようとしませんでしたし、そうするだけの勇気も足りなかった。」:“She played well but I didn’t take the opportunities and wasn’t brave enough.

●「彼女のほうが私より良かっただけ、簡単に言えばそういうことですけれど。」:"She was better than me, as simple as that."

● 「決めに行くこともなかった。」:"I didn’t go for the winners."

●「ポイントを取りにいくのではなく、ポイントを失わないようにプレーしていました。この差は大きいです。」:"I was playing not to lose the point instead of trying to win a lot of points. That makes a big difference."

●「第2セットで調子を戻すチャンスがあったのに、そう出来ませんでした。」:"I had my chances to come back in the second set but I was too short."

●「特にタイブレークではまったく良いプレーが出来ませんでした。彼女はネットをとっても自分はそれをしなかったわけで、この違いも大きい。」:"Especially in the tie-breaks I didn’t play well at all, and she came to the net and I didn’t and that made a big difference."

●「短いボールが来ればコートの中へ入ってきている相手に対して、私のほうは同じことをしなかったわけで、彼女の努力が報われた結果です。」:"Every short ball she was in and I didn’t do the same, and that really paid off for her."

2セットともタイブレークでしかも3時間もかかって挙げ句の果てに負けてしまう、これは辛いですね。当分テニスをしたくない気分になりそう。この際、ジュスティーヌのコメントから学んでおこうと思いますが、調子を戻すチャンスがいつ来ているのかを負けたとはいえ認識できるのはさすがだなと思います。友人にもバスケットボールからテニスに転向した人がいますが、ゲームの性格上なのかこの手の分析力がすぐれておりいつも駆け引き的な場面で負けてしまいます。僕の場合はまずカウントを忘れてしまわないようにしないといけませんけれど。
日記 | 投稿者 D304 03:09 | コメント(0)| トラックバック(0)